テキサス在住のロミー・マクロスキーさんが成し遂げた、蝶のちぎれた羽の移植手術が思わぬ反響を呼んでいます。彼女はまず接着剤、はさみ、綿棒、ベビーパウダー、ピンセットと死んだ蝶の羽を用意しました。これらの材料を使ってロミーさんは忍耐強く、蝶が痛みを感じないように、羽を修復していきました。
段階を踏みながら行われた移植手術は大成功に終わり、この美しいストーリーは世界中で話題になりました。「約20年前に母親が亡くなる直前にこんなことを言ったんです。『ロミー、蝶を見たらお母さんはあなたのそばにいて、愛してるんだって思ってね』」
手術後の蝶の片方の羽には小さな傷痕が残っただけで、仲間と同じようにスムーズには飛べないにしても、手術前の姿とは比べ物になりません。ロミーさんの母親は娘のことをとても誇らしく思っていることでしょう。