メキシコ太平洋地域で重要な役割を担う物流センターの着工に際して、工業団地「マサトラン・ロジスティクス・センター」内に礎石が据えられた。
この度、関税局の認可を得てメキシコ太平洋地域初の戦略的保税区域が誕生し、ARHEグループにより管理されることになります。
建設費は約94億5000万ペソとされており、年間16万トン以上の貨物を輸送する予定です。この新たな保税区域は、シナロア州南部の主要な工業団地であるマサトラン・ロジスティクス・センターの施設内に建設中で、5500人の直接雇用と11000人以上の間接雇用が創出される予定です。
マサトランはこの保税区域の設立により、太平洋地域でメキシコと世界を結ぶ重要な物流拠点となること期待されてます。マサトランは、海路、陸路、空路、鉄道網を含む物流インフラが整備されているという利点があります。
マサトラン保税区では、税金の支払いやメキシコの公的基準に準拠することなく、最長60カ月間商品を保管することができます。検査は管区内で行われるため、入国時の時間や物流コストが節約でき、貿易を強化することができます。
この物流施設により、米国、アジア、中央アメリカ、南アメリカなどの地域を繋ぐ物流の中継に有利なシナロア州、特にマサトランへの国内企業からのニアショアリングが促進されています。
自由貿易地域である保税区域はメキシコ全土に37か所あり、マサトラン・ロジスティクス・センターはシナロア州南部、そしてシナロア州の工業団地内でも初の保税区となります。
競争上の優位性
● マサトラン・ロジスティクス・センターは、メキシコ太平洋地域への投資誘致を爆発的に増加させるカギになる。
● ARHEグループは、統合された商業サービスプラットフォームとなるWorld Trade Center Mazatlán (WTC)を運営する。
● WTCマサトランが各国特有の税制や法的規制の理解を促すことで、新たな投資市場への迅速な参入を可能にする。
● WTCマサトランは、世界でビジネスを展開するために製品やサービスの認知度を高める。
● WTCは、4大陸、100か国、300か所のビジネスセンターで展開されているグローバルネットワーク。
● それぞれの業界で活躍する国際的なプレーヤーと繋がることで、ディストリビューター、サプライヤー、サービスプロバイダーを特定し確保するための時間やコストを削減できる。
● ARHEグループはWTCグローバルネットワークへのアクセスを付加価値として、産業および企業ビジネスのための空間を継続的に育成し、企業が地域および国際的に事業を拡大するための強固で信頼できるプラットフォームを提供。