レオン市政は他国籍から集結するスキルにより、市の成功が左右されると確信しています。ですから盟友である日本人の皆さんには喜んで門戸を開き、この国の更なる発展へ力添えを頂ければと考えています。
日本とメキシコには以下のような共通点があります。
日本は日いづる国と言われていますが、メキシコのプレヒスパニック文化では太陽の神の重要性が明確に説きただされています。日本は日いづる国であり、メキシコでもプレヒスパニック文化の主な神として太陽神トナティウが存在します。
我々は両国ともに農業国です。土を耕して愛情を込めて種をまき、実がなるまで大切に育て、時が来たら収穫するという過程の大変さを理解しています。
我々の国民は気丈夫です。日本人はこれまでに苦難、戦争、そして自然災害などを乗り越えてきましたが、私たちレオン市民も疫病や洪水、戦争などを克服してきました。その経験からレオン市のスローガンである「労働は全てを打ち勝つ」が生まれました。我々は努力と、常に前進することの大切さを心得ています。
このような絆が信頼関係となって実を結んできました。日本とレオンの経済関係は1997年から始まりましたが、2011年にマツダ社とホンダ社がこの地域に進出して以来、その関係は飛躍的に強化されてきました。結果としてレオンへより多くの企業が進出し、そして日本人コミュニティが移住してきています。
レオン市には在レオン日本国総領事館が開設され、東京銀行やみずほ銀行も設立されました。また、日本の様々な文化的行事も開催されています。
この発展プロセスをさらに加速するために、共に貢献し、「より良いレオンの町」づくりを目指していきたいと思います。そうすることでお互いの利益となり、世界市民へ近づく一歩となります。「日本の皆さん、レオンへようこそ!」