算数の強化と国語の習得のため、日本人子女は毎週土曜日補習授業校に通っています。
通常メキシコの学校は週末に開校していませんが、毎週土曜日小学生と中学生の為に開校している学校がイラプアト市にあります。
その学校は日本子女のためのグアナファト補習授業校(アレキサンダー・ベイン・イラプアト校)で、5年前から算数と国語を教えています。
毎週土曜日9時半に、生徒達は登校します。
生徒数は129名で、レオン、イラプアト、サラマンカ、セラヤ、ケレタロ在住の日本人子女が、週末を利用して算数と国語を学んでいます。
生徒達は通常月曜から金曜まではメキシコの現地校に通い、土曜日はこの補習校で日本と同じ様式で授業を受けます。そしてその学習により、日本で必要とされる教育水準に達することが目的です。
補習校は、日本政府から派遣された教員8名と、現地採用の日本人教員7名で運営されています。
最高責任者は、グアナファト補習授業校の校長である長山正宏先生です。
「補習校の生徒達は元気で生き生きしており、この異国の地で物おじせずにコミュニケーションを取っているという点が、プラスに働いていると思います。メキシコ人と積極的に交流していることで、将来、異文化に接する際にも気後れすることはないでしょう。」と長山先生は仰っています。
補習校では日本の伝統文化を継承し、保護者の方々の協力得て、様々なイベントを開催しています。