日本人の良い習慣「節約」

日本文化は、人々がよりよく生きるための知恵に溢れていることで知られている。日本では資源を節約し、有効活用することが日常生活の一部となっている。ここでは、節約を実現するための日本の主な慣習を紹介する。 「もったいない」:すべてを生かす 直訳すれば、「浪費を悔い改める」とも言えます。しかし、直訳はほとんどの場合で深い概念に欠けています。 「もったいない」は「無駄にする」という意味でも使われる表現で、それは物質的なものや、時間や才能といった抽象的なものを指す場合もあります。 21世紀以降、資源を最大限に活用するこの思想は私たちが生み出すエコロジカルフットプリントと結びついています。2004年にノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが、3R(スリーアール)「リデュース・リユース・リサイクル」と結びつけて、「もったいない」という表現を世界に広めました。 日本では、このコンセプトは廃棄物の処理方法にもつながっています(BBC Mundoによると、上勝町のようにゴミを45項目に分類し、厳格に管理することで、廃棄物を最小限に減らしている町もある)。 有形・無形の資産を効率的に活用することは、目標を達成するための基本です。「もったいない」が適用されれば、私たちがすでに手にしている価値ある全てのものに、より意識的に感謝ができるようになるのです。 家計簿:支出をすべて記録すると貯金できる 前世紀の初め、日本のジャーナリストである羽仁もと子さんは、評価、測定が可能で、明確な目標を達成でき、家計の財源を管理する目的を持った貯蓄方法を作ることを決意しました。 彼女はそれを「家計簿」と名付け、一見すると家計を記録するノートに他なりませんでした。しかし、実行しているうちに、この方法は絶対的ではないものの、厳密さ、継続性、そして何よりも規律が必要なことがわかりました。 そして、全てを書いて記録することで、適時に家計が管理できるだけでなく、文字を通して目標を具体化できるようになるのです。 家計簿では、収入、固定費、貯蓄、変動費の4つの基本的な項目を考慮する必要があります。変動費は、固定費の総額から貯蓄したい額を引くことで得ることができます。このようにして、消費ではなく貯蓄の必要性に応じた予算編成を行うのです。 家計簿を家庭に導入することで、家計を管理するためのたくさんのヒントがあります。しかし、それは「言葉は(書き留めなければ)風に運ばれてしまう」という名言に集約されているのかも知れません。

新日本大使がグアナファト州訪問

福嶌新大使は、バヒオ地域での最初の訪問地として、レオン、グアナファト州都、アパセオ・エル・グランデ、そしてケレタロを訪れた。ディエゴ・シヌエ知事と会談し、トヨタ工場を訪問し、市場でエンチラーダを食した。 福嶌大使は約5000人の在留邦人と660社の日系企業があるメキシコのバヒオ地区を視察しました。 大使の公式訪問は1月24日にグアナファト州から始まり、その後26日にケレタロ州へ移動して公務をこなしました。 グアナファト州都 2番目に訪れたのは、州都グアナファト市。大使はグアナファトを代表する料理、エンチラーダス・ミネラス(トウモロコシのトルティージャにチリソースをかける料理で、辛くない)を食べるため、イダルゴ市場へ向かいました。 道中、バシリカやドローレス・イダルゴ教会などの美しい建築物や、ピピラの丘からの素晴らしい眺めを堪能しました。 ¡Muchos callejones lindos e increíbles túneles!, ¡Viva Guanajuato!(たくさんの美しい路地と信じられないようなトンネル。グアナファト万歳!)と、自身のツイッターに書き込み、訪問時の写真を公開しました。 レオン 最初にグアナファト州のレオンを訪れたのは、メキシコで唯一の日本総領事館がある都市だからです。レオンに到着すると、板垣総領事の歓迎を受け、共にカテドラルや市庁舎を訪れました。 その後、グアナファトに進出している日系企業の代表者と会合を行い、企業の拡大過程や事業内容について意見交換が行われました。また、これらの企業が現在直面している課題や困難についても話し合われました。 そしてレオンに住む日系2世、3世とも面会し、彼らは祖父母がメキシコに来た経緯や、当時携わっていた活動、レオンの町へ移住を決意したいきさつなどを福嶌大使に語りました。 そこで大使は、日本人のメキシコ移住125周年や、日系人全国大会についても言及しました。 1月26日には、レオンを出発前にディエゴ・シヌエ・グアナファト州知事とプエルトインテリオール内の施設で会談しました。 福嶌大使は、州政府による日系企業や日系コミュニティへの配慮と支援が、日本とグアナファトの友好関係の強化に寄与していることに感謝の意を表しました。 また、知事の日本訪問の意向は、双方の経済関係強化、技術革新の推進、エネルギー分野に関する法改正に対する取り組みであるとし、謝辞を述べました。 同時に、大使は同州の在留邦人や日系企業に対する警備の強化を要請しました。 会談の最後には、福嶌大使がシヌエ知事とセルフィーで記念撮影を行い、プレゼントを交換しました。シヌエ知事からは、テキーラとレオン産の革製ブリーフケーズが、そして大使からは日本のウイスキーが贈られました。 アパセオ・エル・グランデ、グアナファト州 アパセオ・エル・グランデでは、2019年からピックアップトラック「タコマ」を生産しているトヨタ自動車グアナファト工場(TMMGT)を訪問しました。 この訪問では、同社の経営陣がクルマづくりに関する取り組みと現在の課題を共有しました。また、今後の展望についても意見交換が行われました。 大使は生産工程を見学し、「良き隣人であること」「環境への配慮」「カイゼンの生産方式に沿って家族のように働く」という同社の基本理念を強調しました。 ケレタロ ケレタロでは、ASEMEJA(メキシコ帰国研修員同窓会)の会長と会談し、近日中に予定されている活動や、他の日系組織との連携の可能性などについて意見交換を行いました。 ケレタロ滞在中は、有名な水道橋やパロキア、手工芸品店などを訪れました。 また、ゴルディータス・デ・チチャロやエンチラーダス・ケレタナスなどのおいしい料理も堪能しました。 El sabor de los platillos, la atención y…

メキシコ労働組合:移行期

150年の歴史を持つこの組織は、新たな局面を迎えている。 1917年以来、労働組合はメキシコの憲法で認められており、第123条で定められた労働者・使用者セクターの権利でもあります。 100年以上その役割を果たすと同時に、労働組合の神秘性が焦点から外れ、一部の組合では残念な例も見られます。 しかしながら、2021年11月に「公正な労働条件と組合民主主義の構造改革」の第2段階が始まり、グアナファトは国内の組合事情を規定する新しいルールに参加することになりました。連邦政府は、この100年間でメキシコの労働環境が大きく変化したと評しています。 新しい労働モデルはすでに21の州で運用されており、主な改革のひとつに、連邦労働調停・登録センターの設置があります。この新たな制度は、労働者が組合の決定に自由に参加し、簡単で機敏かつ透明な手続きによって代表者の選出に投票できるように、民主的なメカニズムを保証するものです。 また、2021年11月まで調停・仲裁委員会が行っていた労働組合や労働協約の登録も、この新組織が担うもう一つの機能です。 組合改革 労働基準と組合民主化モデルの改革は、組合から使用者への強要など不当な慣習を消滅させることも目的としています。 メキシコ労働・社会福祉省のルイサ・マリア・アルカルデ長官は、2020年1月、日系企業に対し、強要する組合に対する「ワクチン」は、組合が労働者の30%以上の代表権を有していることを証明する「代表権証明書」だとして、今回の改革に盛り込んだといいます。 アルカルデ長官はメキシコ日本商工会議所の代表と会談後、公式発表の中で「労働協定の締結を要求する前に、組合は連邦労働調停・登録センターへ行き、代表権証明書を取得しなければならないので、事実上強要することは不可能であろう」と述べました。 改革のもう一つの特徴は、地方や連邦政府の調停センターが開設され、使用者と労働者間の対立が、その前段階で調停によって解決されるようになったことです。 労働・社会福祉省の公式サイトによると、労働改革の第一段階実施で得られた経験や結果に基づき、75パーセントのケースは前段階で調停により解決されるようになったということです。 いくつかの労働組合の以下のような全国労働組合連合の設立を決定しています:メキシコ労働者連合(CTM)、労働者農民連合(CTC)、メキシコ工員地域連合(CROM)、工員・農民革命的連合(CROC)、労働者全国連合(UNT)など。 全国教育労働者組合(SNTE)は、約200万人の組合員を擁するラテンアメリカ最大の労働組合の一つです。 記録に残る最初の労働組合は、1872年に設立されたメキシコ労働組合です。それ以降、現在移行中のこれらの組織は、メキシコの法律で定められた労働者の権利を保障し、労使関係を仲介することを目指しています。

メキシコ労働組合の新しい方向性

労働改革と新自由貿易協定T-MECでの公約によって確立されたように、グアナファト州で労働組合を適法化した企業はゼネラルモーターズだけではない。自動車産業やその他の分野で、すでに300社以上が州内での適法化手続きを行っている。 ゼネラルモーターズは、グアナファト州だけでなく、全国で適法化プロセスを実施した、最大かつ最も重要な企業です。 この事例は、シラオのゼネラルモーターズで労働組合CTM(メキシコ労働組合連盟)が労働協約を失い、現在は独立労働組合であるSINTTIA(全国自動車労働者組合、SME(電力労組)が助言)が新たな契約を勝ち取ったことで注目を浴びました。 メキシコの労働組合主義は、こうした動きによって新たな方向性を見出しています。 歴史上初めて、労働者グループが改革運動を起こし、正当性を求めて27年間続いたCTM契約を拒否する選挙に勝利することができたのです。労働者は従来の組合を追放し、自分たちの組合を結成して会社と直接交渉するようになりました。 労働改革 2019年5月に、アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール政権が労働改革を実現しました。 この改正により、民間および政府機関のすべての労働組合は、2023年5月2日までに、労働者が団体交渉協定の承認または拒否を投票する正当なプロセスを経ることが義務付けられました。 この改革は、ロペス・オブラドールがメキシコ大統領に就任して間もなく締結された新自由貿易協定T-MECの調印式で、アメリ政府とカナダ政府からの要請を受けて行われたものです。 アメリカ、カナダ両政府は、メキシコの企業がCTMが運営する雇用者保護契約に支配されている労働者の労働条件を改善する必要があると主張していました。 最終的に、メキシコ政府はアメリカとカナダからの圧力に屈し、T-MECの第23章の協定に合意し、労働改革を実施しました。 その結果、すべての企業が正規の手続きを踏む義務を課されました。 ゼネラルモーターズ(GM)の事例 全国レベルでは、すでに3000近い労働組合が適法化されていますが、PRI(メキシコの正当で70年以上政権を握っていた)の時代につくられた組合であるCTMに勝てたのはわずか12組合です。 ゼネラルモーターズの場合は、メキシコの電力労組のマルティン・エスパルサ書記長が顧問として関与していたため、今回の結果となりました。 彼らは約2年間、会社に潜入し、労働者を説得し、票を獲得するために努力しました。結果として、SME(電力労組)の助言を受けた新たな左派組合が、6500人の労働者を抱える工場の新しい労働条件について、ゼネラルモーターズと交渉することになりました。組合費だけでも年間3000万ペソ以上になります。 この勝利は、マルティン・エスパルサとナポレオン・ゴメス・ウルティアの助言によって実現されました。また、カナダのゼネラルモーターズと労働協約を締結しているカナダの有力労働組合UNIFORのリーダーである、ジェリー・ディアスの支援も得ていました。PAN(2003年にPRIを破った右派政党)が12年で出来なかったことを、MORENA(ロペス・オブラドール率いる与党左派政党)が3年で実現していることを考えると、GM労働者の運動は特別な価値があります。 つまり、これはメキシコにおける新しい左派的労働組合運動の始まりに過ぎないのです。4Tに連なる組合幹部は、ゼネラルモーターズだけの労働改革を目的にしているだけではなく、これはまだ始まりに過ぎません。全ての労働組合の改革を目指すでしょう。

日本友好交流プログラムへの参加を求めて

在レオン日本国領事館の板垣総領事は、グアナファト障害者センター(INGUDIS)のホセ・グリマルド・コルネロ所長を訪問し、障害者福祉分野における日本との新たなつながりを構築することを目的とした会合を持ちました。 2014年からグアナファトと広島の間には、文化交流協定による直接的な提携が行われています。そして現在、その協定を障がい者福祉など他の分野にも拡大することを検討しています。 グリマルド所長は、障がいを持つ人々をケアするための公共政策「GTOインクルーシブ」を通じて、センター内で実施されている活動について板垣総領事に説明しました。 この会合はINGUDISと在グアナファト日本国領事館が障害者のための研修や文化交流などの活動において、より良い関係を築くための機会を探るという意味で、非常に有意義なものでした。 このように、板垣総領事はグアナファト州のさまざまな分野と連携を強化していくことを目的に、あらゆる政府機関と継続的に会合を行っています。

グアナファトと日本が連携し、若者のためにさらなる機会を創り出す

在レオン日本国総領事館の板垣総領事は、グアナファトの若者たちに教育、雇用、国際移動の面でより良い機会を創出することを目的に、グアナファト州青年支援センター(JuventudEsGto)のアントニオ・ナバーロ事務局長と意見交換を行った。 グアナファト州内の青年と日系企業、さらには日本と海外を結びつける機会を模索している。 また、広島県立叡啓大学と連携し、より多くの学生を日本に留学させ、グアナファト州内の大学との学術交流も図っていく予定である。 青年支援センターは、2017年から日本との文化交流プログラムを実施しており、これまでに400人以上の若者が国際・教育・語学分野で支援を受けてきた。

レフレンドとテネンシアは同じ自動車税?

メキシコでは前世紀から、自動車を所有すると税金を払うことが義務化されている。それが「テネンシア」と呼ばれる自動車税である。グアナファト州のナンバープレートを所有している場合、どのような税金の支払いが必要か、ここで紹介する。 メキシコの自動車税は1962年に導入されたが、その始まりは1968年のメキシコオリンピックのための資金調達を目的とした臨時税だったという説があります。 現在でもこの税金は政府当局により徴収されていまが、課金するかどうかは州政府に自治権があります。 グアナファト州では、自動車の所有者にかかる税金として、テネンシアと呼ばれる高級車税と、レフレンドと呼ばれるナンバープレート税の2種類があり、どちらも毎年納めなければならない税金です。 高級車税 インボイスに記載された車両の価格が50万ペソを超えた場合に課される自動車税。新型車を購入し、それが50万ペソを超えない場合はこの税金を支払う必要がない。ただし、車両価格が50万ペソ以上の場合は超過分に対してのみ2.5パーセントの負担となる。例えば、車両価格が55万ペソの場合、超過分5万ペソの2.5パーセントを支払うことになる。 自動車登録税 ナンバープレートや登録証の交換や使用に対して課される税金。グアナファト州のナンバープレートを持つ車両の所有者全員が毎年納付する。例えば2021年は、自動車が504ペソ、二輪車が140ペソだった。 支払い期限は2022年1月1日から3月31日までで、この日を過ぎると、遅延利息を追加して支払うことになる。 支払いは、源泉徴収事務所、またはグアナファト州税務局が認可した1900か所以上の事業所で、ナンバープレートの番号を示して行う。sateg.gob.mx または、finanzas.guanajuato.gob.mxのウェブサイトで詳細を確認することができる。 また、これらのウェブサイトで直接支払いを行うこともできる(ナンバープレートの番号と銀行カードのみ必要)。 支払い期限は1月から3月 グアナファト州の自動車税は1月1日から3月31日までが支払い期限で、これを過ぎると遅延利息が追加される。 未払金に対する罰則 グアナファト州道路交通法の187条では、高級車税と自動車登録税の不払いに対して最低賃金10から20の罰金を支払う規定を定めている。 自動車税が納められる施設 Farmacias ISSEG, Farmacias San Francisco de Asís, Tiendas Soriana, City Fresko, Farmacias Guadalajara, Farmacias Benavides, Tiendas Extra, Tiendas Chedraui, Tiendas OXXO, Tiendas Elektra,…

目標達成に向けての日本式3ステップ

新しい年には新たなチャレンジが待ち受けている:日本流に新年の目標を達成してみよう! 日本文化がその目標を追求する厳格さは知られています。 世界中で、目的の達成に焦点を当てた彼らの戦略と古代の習慣がエミュレートされています。 年末はまた、あるサイクルの終わりと、新しい目的が達成されることが提案されている別のサイクルの始まりを示します。 その有効性で人気があり、この初期の2022年に私たちの最高のバージョンへの道を開くことができる日本の方法のほんの一部を紹介します。 オオソウジ:大掃除 使わなくなったものを処分することを目的とした習慣。日本人はこの日を「大掃除」と呼び、主に年末に行われ、新しいもののために空間を作り出すことを目的としている。掃除は外観的なものだが、外との関係は内なる世界を反映しているという前提のもと、精神も浄化される。 タンスや引き出しの中、あるいは家の中のあらゆる場所にスペースを作ることは、実用的な目的である外観だけでも非常に有効だが、治療目的であればなおさらである。 片付いている家では、ストレスや不安のレベルが下がる。スペインの新聞『El País』によると、アメリカの「全米睡眠財団」は、75パーセントの人がシーツがきれいだとよく眠れる、とした研究結果を紹介している。 「イキガイ」との賢いバランス  エクトール・ガルシアとフランセスク・ミラージェスにより、『生きがい:日本が誇る長寿と幸福の秘訣』という本が2016年に出版された。 その中で、日本人の長寿の要因を、「生きがい」と訳される哲学に起因するものとして明らかにしている。 「自分が得意なこと、やっていて楽しいこと、世の中に貢献していると実感できることを見極めることだ。そうすることで、自分の存在が正当化されるような気がして、自尊心が高まる。幸せはその結果なのである」と、ミラージェスは、いくつかのインタビューで説明している。 この方法は、その人の情熱、使命、天職、専門性が交差する円が重なり合う図式で、一般的に広く知られている。 そのバランスをとることが、人生をより幸せに、より長く生きるための大きな課題なのである。 カイゼン:あらゆる瞬間に、あらゆる場所で、全員で  「カイゼン」という言葉に関しては多くの訳語があるが、いずれも品質管理の手法として認識されている。 「カイゼン・インスティテュート」の創設者である今井正明氏は、「継続的改善」という直訳では、この哲学には限界がある」と述べている。「日々、あらゆる場所で、改善する」方が良いと明記している。 「昨日より今日、今日より明日」という言葉は、共通の目標を達成するために組織に変化をもたらすための哲学としてよく知られている言葉である。 この方法論は、第二次世界大戦後に先駆的に「カイゼン」を導入した日本の自動車メーカーに起因するもので、プロセスをより効率的にする方法を毎日考えるという前提に基づく重要な行動変革を意味している。 簡素化することで、仕事の効率と生産性が高まる。それが「カイゼン」である。小さなカイゼンを積み重ねることで、個々のプロセスや組織を最適化していく。カイゼンの哲学は70年以上前に実行され始め、現在では日本の産業界の世界観に根付いている。そしてそれが日本を経済大国へと変貌した大きな一因なのである。

日本人による
バーチャル新年会

バヒオ地区に住む日本人コミュニティは、バーチャルパーティで新年を祝います。 タレントショー、プレゼント抽選会、音楽や歓談の場などが設けられていますが、すべて自宅にいながらコンピューターの前で参加するイベントで、オンラインで新年を迎えることになります。 グアナファトに拠点を置くメキシコ日本商工会議所、広島グアナファト親善協会、在レオン総領事館により、日墨両文化の融合を図るために開催されるイベントです。 家族的な雰囲気の中で、オープンで自由な集まりとなる予定で、日時は1月29日午後1時から3時半です。 当日は、世界遺産に詳しいユーチューバーがメキシコの遺産について、また書道家が1月2日に行われる「書き初め」について紹介するプログラムも予定されています。 バーチャル観光ツアーや、べラクスル大学の研究者によるメキシコのピラミッドについての講演など、メキシコと日本の文化をミックスした企画が実施される予定です。 そしてタレントショーも見逃せません。メキシコ人、日本人双方が参加し、歌やダンスなど、隠れた才能を事前に収録したビデオを披露します。紹介された映像をもとに、観客が優勝者を選ぶことになります。 抽選会にはさまざまな賞品が用意されており、参加するためにはおせちを購入し、抽選券を受け取る必要があります。 *おせち:日本の伝統的な正月料理で、仕切りのある重箱にさまざまな料理が詰められている。食材にはそれぞれ意味が込められている。 2022年新年会 開催日:2022年1月29日(土) 時間:午後1時〜3時半ごろまで 形式:オンライン 言語:スペイン語、日本語 無料イベント

411年前、メキシコに初めて日本人がやって来た

日本人のメキシコへの移住には、非常に深いルーツがある。 日本人が初めてメキシコに来たのは411年前で、最初の記録はスペイン統治時代の1610年にさかのぼります。 それから2世紀後、メキシコがすでに独立国家として構成されていた19世紀末、1897年に34人の日本人がチアパスに到着し、「異なる特徴を持つ7つの移民の波」の出発点となったと、人類移動の歴史の専門家である、グアナファト大学のアナ・ビラ・フライエル教授は2017年に発表した学術論文で解説しています。 また、1888年11月30日にメキシコと日本の政府間で締結された「日墨修好通商条約」も、この緊密な協力関係の根幹をなすものと考えられています。 このような日本人移民の波は、それぞれの時代のそれぞれの国の事情によって、異なる特徴を持っています。 最初の2つの波は、ビジャ・フレイエルが述べているように、メキシコに農業植民地をつくるためにチアパス州にやってきた日本人たちでした。これは、日本が諸外国との商業・外交関係を再構築した1858年から20世紀初頭にかけて起こった出来事です。 そして1900年代の最初の10年間に第3の波が到来し、1万人以上の日本人がメキシコ各地で労働契約を結んで移住しました。彼らは、当時活況を呈していた工業に、あるいはポルフィリオ・ディアスが推進する野心的な鉄道事業に、またはサトウキビ畑のプランテーションにそれぞれ配置されました。 ひどい労働条件に苦しんだ移民や、アメリカには更なる経済成長の可能性があり、より良い雇用機会があることを知った移民もいました。1907年から1924年の間に「アメリカンドリーム」を追い求めてアメリカ入国を試みたものの、アメリカ国境警備隊に捕らえられたため「メキシコを踏み台にして、いずれアメリカへ入国しよう」とメキシコへ戻った日本人移民の波が第4波だと、メキシコ大学院大学(COLMEX)アジア・アフリカ研究センターのマリア・エレナ・オオタ・ミシマ教授は説明しています。 第5波は、アメリカを目指す日本人移民のメキシコ国内での移住の流れが大きくなったために現れた波です。日本とメキシコは1917年に「日墨医業自由営業協定」を締結し、主に医学分野の専門家(医師、歯医者、薬剤師、産婆、獣医)のメキシコ国内での移動を容易にすることで、メキシコ革命後の医療の需要に応えようとしたのです。 移民研究を専門とする日本の人類学者、平井伸治教授は「この協定により、まず約30人の医師と歯科医師が渡墨し、その後もいくつかの移民グループがメキシコ社会と日本植民地の両方に医療サービスを提供するようになりました」と述べている。 第6波は、貿易、漁業、農業の分野で小さな日本人コミュニティが統合されたことを意味します。メキシコ北東部に日本人社会が集中する「呼び寄せ」移動が始まりました。1897年から1941年にかけて、チアパス、バハカリフォルニア、コアウイラ、チワワ、メキシコシティ、シナロア、ソノラ、タマウリパス、ベラクルスといった州に日本人の移民集団が定住しました。 第二次世界大戦の終結(1945年)後、1940年代半ばから1950年代初頭にかけて、第七の移民の波が始まりました。それは駐在員、つまり「会社から海外に派遣された日本人」で構成され、「日本企業の役員や技術者が入れ替わりでメキシコに移住した」という特徴があります。 1962年、バハカリフォルニアにメキシコ初のトヨタ自動車工場が稼働し、1961年にモレロスに設立された日産自動車とともに、メキシコで最初の日系自動車メーカー設立の歴史が始まり、その後、グアナファトにつながる道が開かれたのです。 第8波 2011年以降、グアナファトはメキシコにおける日本人の主な定住地となっています。この移民現象は非常に新しいもので、社会学や人類学で研究され始めたのはごく最近のことです。 「グアナファト州は2011年まで伝統産業が盛んで、日系人の定住地として国内第2位だったヌエボ・レオンをわずか4年で追い抜いた」とビラ・フライエルは述べています。 グアナファト大学文化・移民・政治学部の研究者であるビラによると、この日本人移住のブームは、2014年にホンダとマツダの操業が開始された、その年の夏に始まったといいます。 2012年から2014年にかけて、グアナファト州の各市町村に進出した136の日系企業にともない827人の日本人が到着した、とビラ・フライエルは論文「メキシコにおける日本人移民の歴史と現在:グアナファトにおける移民コミュニティ研究のためのアジェンダに向けて」で強調しています。 メキシコの中心にあるグアナファト州では、この動向に適応するため、2015年に、メキシコシティ以外では3か所目となる日本領事館がレオンに開設され、州内の案内標識に一部日本語表記を加えるなど、迅速に対応してきました。また、グアナファト大学は日本の長岡大学と協定を結びました。 2017年には、州内の日本人移民が4年間で400パーセント増加し、約2500人になりました。そして2021年1月には、その数は2700人近くにまで達しました。