メキシコと日本は、何千キロも離れていながら、どちらの国も死に対する深い精神性を共有しています。 お盆 •毎年8月(地域によって13日から16日)に行われます。 •この期間、ご先祖の霊が地上に戻り、家族のもとを訪れると信じられています。 •家は清められ、祭壇には花、線香、食べ物が供えられます。また、霊が道に迷わないように、ぼんぼり(提灯)が灯されます。 •最後には「灯籠流し」が行われ、海や川に灯籠を流して霊をあの世へと送り出します。 死者の日 •11月1日と2日に祝われ、先住民の信仰とカトリックが融合したお祭りです。 •家族は写真、ろうそく、パン、骸骨の砂糖菓子、そして故人の好物を供えた祭壇を飾ります。 •墓地はマリーゴールド(センパスチル)の花や音楽、家族の集いで賑わいます。 •お盆の厳かな雰囲気とは異なり、メキシコの死者の日は信仰と喜びが混ざり合う祝祭です。死は恐れるものではなく、夕食に招かれる客のように迎えられます。 類似点: 両国の伝統には深いつながりがあります。どちらも生者と死者の世界を結びつけ、供物や灯り(ろうそくや提灯)、食べ物を通じて霊を迎える儀式が行われます。また、家族や地域が共に集い、亡き人を偲ぶという「共同体の心」も共通しています。 相違点: 日本のお盆は静かで内省的な行事であり、敬意と沈黙の中で行われます。一方、メキシコの死者の日は色彩と音にあふれた祭りであり、追憶を家族全体の祝祭へと変える行事です。
スペイン語に正式に取り入れられた日本語の言葉をご紹介
スペイン王立アカデミー(RAE)は、日常的に使用される4つの日本語由来の言葉を、スペイン語辞典に正式に収録した。 日本文化の影響はスペイン語圏にも広がっており、その一例として以下の言葉が正式に認められています。 カラオケ 「カラオケ」は日本語に由来し、文字通り「空のオーケストラ」を意味する。バーや家族の集まり、イベントなどで「カラオケを歌う」という表現が一般的になっており、その人気を受けてRAEが辞書に加えることを決定した。 マンガ 「マンガ」は日本のコミックを指し、世界中で多くのファンを持つ文化現象。 「マンガを読む」という表現は、物語のジャンルやスタイルとして広く認知されている。 RAEは、スペイン語にこの種の特定のコミックを指す適切な言葉がなかったことから、「マンガ」の収録を決めた。 スシ 「スシ」は、酢飯と魚介類や野菜を使った日本の伝統的な料理の総称。RAEが採用した理由は、スシが日常の食文化に根付いており、現在では世界中で広く認知されている用語であるため。 ツナミ 「ツナミ」は、海底地震によって発生する巨大な波を意味する。スペイン語でもこの言葉採用され、自然現象を正確に表現する科学的な用語として使用されている。また、世界的に共通する現象を表す語として定着している。
英利アルフィヤ衆議院議員が日本女性のリーダーシップを体現
日本の外務大臣政務官である英利アルフィヤ議員が、リビア・デニス・ガルシア・ムニョス・レド州知事と共にグアナファト市を訪問しました。 この両国の政府代表者による会合は、メキシコと日本の関係強化を象徴するものです。 「日本女性のために大きなリーダーシップを発揮してきたアルフィヤ議員が率いる代表団をお迎えできることは、誇りです」と州知事は述べました。 アルフィヤ議員と州知事は、グアナファト市内を散策しながら、メキシコ建築の宝である「旧権力の館(Museo de los Poderes)」や「フアレス劇場(Teatro Juárez)」を訪れました。また、在レオン日本国総領事館の青山総領事も同行しました。 グアナファトでの散策中には、伝統的な「グアナファト学生音楽隊(エストゥディアンティーナ)」の音楽が響き渡りました。
日本とグアナフアト州の共同プロジェクトを推進
在日メキシコ大使メルバ·プリア氏とグアナフアト州政府の代表団との会合において、両者の協力によるさまざまな生産プロジェクトの展開可能性について協議が行われました。 検討された取り組みの中には、日本とグアナフアト州間の技術·イノベーション分野におけるスタートアップ支援の推進、さらに日本の著名なファッションフォーラムをモデルに、モロレオン、ウリアンガト、ユリリアの繊維企業を強化する構想が含まれています。農業分野における協力プログラムの導入についても提案されました。 これらのプロジェクトは現在、両者による共同分析の段階にあり、進捗状況に応じて、2026年からの実施開始が見込まれています。これは、経済的·社会的な発展機会を創出することを目的とした共同アジェンダの一環です。 グアナフアト州代表団、日本を後に グアナフアト州の代表団は、外務大臣政務官である英利アルフィヤ議員より歓迎レセプションに招待されました。政務官は日本政府を代表し、グアナフアト州政府による日系企業への支援と配慮に対して感謝の意を表しました。 「現在のように国際情勢が大きく変動している時代において、日本とメキシコの関係は非常に堅固であり、これまで以上に重要です」とアルフィヤ政務官は述べました。 一方、州知事は、自身の初の海外訪問先として日本を選んだことの重要性を強調し、同州と日本には、商業、文化、そして友好関係において幅広い結びつきがあり、その証として州内に2,000人以上の日本人が居住しているとして、このように述べました「私たちにとって今回の訪問は非常に実りあるものでした。多くの重要な会合を行いましたが、このレセプションでは日本の政治的な取り組みやビジョンに触れることができ、政務官にお会いできたことも大変光栄です。今後もあらゆる分野で、日本との友好関係をさらに深めていきたいと考えています」。
「マツダ・ココロ」がメキシコの子供たちを支援
マツダ・サラマンカが新たに発表した社会貢献プログラム「Mazda Kokoro(マツダ・ココロ)」は、メキシコの子供たちの権利を守り、支援することを目的としている。 「マツダ・ココロ」の初年度には、15万9,954人の子供たちが恩恵を受け、これにより63万9,816世帯以上のメキシコ人家庭にポジティブな影響を与えることを目標としています。 このプログラムは、新車販売およびメンテナンスサービスに連動した寄付スキームです。 具体的には、2025年1月2日以降に新車を購入した場合、その車両を販売したディーラーがが100ペソを寄付し、マツダ・メキシコが同額を上乗せして寄付します。また、2025年1月2日以降にマツダ車のメンテナンスサービスを受けた場合、ディーラーが25ペソを寄付し、マツダ・メキシコが同額を上乗せして寄付します。 これらの寄付金は、販売店グループによって選ばれたメキシコの子供たちを支援する活動に充てられます。全国で支援を受ける団体は、子供たちの教育、健康、生活、そしてレクリエーションの権利へのアクセスに取り組んでいます。 「マツダ・ココロ」は私たちにとって最も大切なプロジェクトの一つです。メキシコは、販売および車両生産の両面において、マツダにとって極めて重要な国として位置づけられています。ここメキシコでは、世界中で人気のあるモデルが生産され、30カ国以上に輸出されています。そして私たちはメキシコ全土で重要な雇用主であり、変革の推進役となっています。 このプロジェクトは、マツダがこの地で多くのものを築く機会を与えてくれたことへの恩返しであり、同時にメキシコの子供たち、そして社会全体にポジティブな影響を与えるためのリソースを提供する取り組みでもあります。 ミゲル・バルベイト、マツダ・メキシコ社長
メキシコと日本 プロレスの絆
プロレスは日本、アメリカ、メキシコでとても人気のあるスポーツだ。各国ともにリーグがある。日本では1950年代に日本プロレス協会が発足し、力道山の全盛期を迎える。 柔道、野球そしてプロレスは最も人気のあるスポーツとして日本に浸透していった。 英語のプロフェッショナルレスリングの省略形としてプロレスという言葉が生まれた。 日本のプロレスの違いはその技に武道のテクニックが織り交ぜられていることと。 クーカイとクラマがメキシコのリングに登場 クーカイは大阪出身の31歳で、レスラー歴は8年。プロレスラーとして世界レベルで強豪と戦うことを目標にメキシコにやってきました。現在はメキシコシティに住み、トレーニングに励む日々を送っています。「ルチャリブレ(メキシコのプロレス)が大好きで、もっと学びたいと思ってここに来ました。毎日が楽しくて、わくわくしています。メキシコのルチャリブレはレベルが高いので、ここでいろいろ学びたいです」と語っています。 クラマは東京出身で、彼が最も情熱を注いでいるルチャリブレのプロとしてメキシコで修行するために母国を離れました。いつもキツネのマスクを愛用していますが、メキシコのファンにはネコと間違えられるそうです。「でも問題ありません。このキツネのマスクはいつも幸運を運んでくれるんです」と笑顔で語ってくれました。 クラマにとってレスラーであることは、幸せで楽しい人生を保証してくれるもの。「だからメキシコにきました。闘うことが僕の情熱であり、ここでトレーニングをしてもっと上手くなりたいです」と意気込みを語りました。
グアナファト−日本:11,500㎞をつなぐ文化の架け橋
グアナファト州政府による日本訪問では、両地域の関係をより深めるための文化交流が行われた。 公式訪問は広島、東京、熱海といった戦略的な都市をめぐるもので、文化、芸術、学術における提携の構築が中心テーマとなりました。 最も象徴的な出来事の一つは、広島県立文化センターの第3ギャラリーで開催された展覧会「グアナフアトの景観と伝統」展の開幕式でした。ここでは、ディエゴ・リベラ、オルガ・コスタ、フェリシアーノ・ペーニャといったメキシコ近現代美術の代表的な作家たちの作品が展示されました。 訪問の行程には、国際文化交流を推進する国際交流基金との会合も設けられました。さらに在日メキシコ人ネットワークとの対話を通じて、2026年に東京と広島で開催予定の「クリエイティブ産業フェスティバル」において、グアナフアト州が招待州として参加する可能性が検討されました。 また、能楽界の重鎮である辰巳満次郎(たつみ まんじろう)氏との会談では、この無形文化遺産の伝統的な能の公演をメキシコで開催するための文化交流の道が探られました。さらに、東京バレエ団への訪問では、同団が初めてメキシコ、特にグアナフアト州で公演を行う可能性についての協議が進められました。
SK TECが事業拡張、雇用拡大
リビア・デニス・ガルシア州知事は、SK TECによるイラプアト市での新たな投資計画を愛知県名古屋市から発表しました。 同社は、現在カストロ・デル・リオ工業団地に位置する工場の拡張を行う予定で、総額3億8,000万ペソが投資されます。この拡張により、80名の直接雇用が新たに創出され、イラプアトにおける日系企業のプレゼンスも強化されます。 SK TECは、自動車産業無間お高精度金属部品の製造を専門としており、2013年からイラプアトで操業を開始しています。
NHKスプリング、イラプアト工場を拡張
自動車用スプリングとモーター・コアの大手メーカーであるNHKスプリングは、モーター・コア製造工場の新設に5,500万ドルを計上しました。今回の製造拠点拡張により、233人の新規雇用が創出されます。 イラプアト市のロレナ・アルファロ・ガルシア市長は、この新規投資の実現に向けて尽力した日本とメキシコの両国の経営陣の努力、ビジョン、そしてコミットメントを高く評価しました。 開所式において、リビア・デニス・ガルシア・ムニョス・レド州知事は「日本は現在グアナファト州にとって最大の投資パートナーです。これまでに、145件の日本企業プロジェクトが確立されており、113社の日系企業が州内に進出。累計で89億ドル以上の投資が行われ、48,000人を超える雇用が生み出されています」と述べました。
日本からグアナファト州への投資が拡大
日本への公式訪問の成果として、グアナファト州では新たに4つの投資プロジェクトが確定した。これにより、総額1億580万ドルの投資と、513人の直接雇用が創出される。 新規企業は、イラプアト、レオン、アバソロに進出し、州内の経済発展をさらに加速させます。 リビア・デニス・ガルシア・ムニョス州知事は、次のように述べています:「グアナフアト州は引き続き、日本からの投資にとって魅力的な目的地です。変化に柔軟に対応し、革新を続け、世界の舞台で輝く場所であり続けています。」 グアナフアト州の主な強みには、法的安定性、世界水準のインフラ、そしてメキシコの中心に位置する戦略的な立地があり、北米および中南米の主要市場との効率的な接続を可能にしています。 ・NHKスプリング 自動車用向けスプリングおよびモーターコアの製造大手。イラプアトにおける新たなモーターコア生産工場に5,500万ドルを投資し、233人の雇用を創出予定。 ・センヨー 高精度な自動車部品(ベアリング、加工部品など)に特化し、ロボット検査システムを導入する。アバソロの工場に2,000万ドルを投資、70人の雇用を創出。 ・アテックス 電気自動車・ハイブリッド車向けのプラスチック部品を開発。射出成形に特化しており、レオンでの事業拡大に1,100万ドルを投資、130人の新規雇用を見込む。 ・SK TEC 自動車産業向けの高精度金属部品の製造に強みを持つ。イラプアトでの新設工場に1,980万ドルを投資し、80人の雇用を創出予定。 グアナファト州における日本の信頼 2006年以降、グアナフアト州には149件を超える日本企業の投資プロジェクトが進出しており、累計90億ドル以上の投資、ならびに4万8,000人以上の雇用が創出されています。これは、日本企業がグアナフアトの技術力・生産力に対して強い信頼を寄せている証です。 現在、グアナフアトはメキシコ経済の原動力として、第5位の経済規模を誇り、自動車産業を中核とする発展を続けています。