日本映画を野外で上映

在レオン日本領事館は、グアナファト文化フォーラム、国際交流基金メキシコ日本文化センターとともに、日本映画上映会を開催。 グアナファト文化フォーラムで4月15日〜17日に開催されたこの上映会では、「パパのお弁当は世界一」、「ポッピンQ」、「日日是好日」の3本が上映され、来場者には好評を博しました。 イベントは無料でしたが、人数制限、マスク着用、ソーシャルディスタンスの確保など感染防止対策が徹底された中で行われました。 上映会初日には、レムス・フォーラム長、そして板垣総領事が挨拶を行い、2日目はレオン領事館の職員、そしてメキシコ人漫画家のホセ・ルイス・ペスカドールさんが同席し、日本アニメの魅力について語りました。 3日間に渡って開催されたイベントはどの回も満席で、大盛況を収めました。

ジャポニズム、日本文化への趣向

「ジャポニズム」は日本美術への関心を表現する言葉として、1876年に初めて使用された 17世紀まで西洋人が日本を訪れることはなく、さらに政治的理由から日本は19世紀半ばまで鎖国の政策をとり、国際的に孤立した状態が続きました。 200年に及ぶ鎖国後に西洋にもたらされた日本文化は、ヨーロッパ人にとって非常に新鮮でエキゾチックに映り、日本の装飾品が次々と西洋に輸入され始めました。このジャポニズムの流行は、日本独特の構図や色彩構成に強い衝撃を受けた西洋の芸術家たちにより広まりました。 浮世絵のように、西洋の絵画表現とは大きく異なる技法と色彩感覚、極端に誇張された構図は、彼らにとって大きな刺激となりました。 日本の装飾品一つ一つに、日本の伝統や風習、そして四季の美しさが表現されていたのです。 バン・ゴッホやクロード・モネを始めとするヨーロッパの著名な芸術家を魅了したのは、自然を繊細に、且つ情熱的に描く日本人の感性だったに違いありません。

蝶の羽を修復

テキサス在住のロミー・マクロスキーさんが成し遂げた、蝶のちぎれた羽の移植手術が思わぬ反響を呼んでいます。彼女はまず接着剤、はさみ、綿棒、ベビーパウダー、ピンセットと死んだ蝶の羽を用意しました。これらの材料を使ってロミーさんは忍耐強く、蝶が痛みを感じないように、羽を修復していきました。 段階を踏みながら行われた移植手術は大成功に終わり、この美しいストーリーは世界中で話題になりました。「約20年前に母親が亡くなる直前にこんなことを言ったんです。『ロミー、蝶を見たらお母さんはあなたのそばにいて、愛してるんだって思ってね』」 手術後の蝶の片方の羽には小さな傷痕が残っただけで、仲間と同じようにスムーズには飛べないにしても、手術前の姿とは比べ物になりません。ロミーさんの母親は娘のことをとても誇らしく思っていることでしょう。

陸前高田:荒廃した風景

レオンの日本領事館開館一周年と日本人のメキシコ到着120年の記念行事の一環として 畠山直哉さんの写真展が開催される Por Laura Campa 日本の写真家の畠山直哉さんの 陸前高田2011−2016の写真展がグアナファト歴史芸術博物館で開幕した 2011年の津波によって破壊され放棄され荒廃した風景は畠山さんの作品に大きな影響を与えた。 展示会は津波以前の風景写真もあり 津波の破壊力を物語る。 東北地方を襲った津波。畠山さんは育った街の陸前高田にスポットをあてた。 この小さな村に高さ39メートルの津波が押し寄せた。 津波全体の被害は死者行方不明者が約2万人にもなった。4万戸の住宅が被害を受けた。 “津波で家族や家を流された人の写真というジャーナリズムを超えたものを伝えたかったんです。 私自身も津波で家族や仲間を失いました。 レンズから見つめる私の目は この人々の苦しみをそばで感じた自分とそうでない人では違っていて 単純に割り切れないことが多かった。”と彼は開幕式で語ってくれた。 グアナファト歴史芸術博物館にて5月7日まで開催。 10時から5時まで。入場料無料 畠山直哉さんってどんな人? 写真家で1958年の日本 生まれ。日本で最も有名な 写真家の一人としてその 芸術への貢献は日本政府から 高く評価されている。