130年前に締結された日墨修好通商条約が今日に至って実を結んでいる。日系企業110社がグアナファトに進出し、現在最も多くの日本人移住者がメキシコを拠点としている。
グアナファト州では日本企業からの投資が続いており、今年は新しくプラスティック製造、自動車部品製造3社が加わり、2019年には大手自動車メーカートヨタ自動車が操業を開始する予定です。
グアナファトはここ数年で日系企業にとって主要な戦略的パートナーへと成長してきました。
2006年から今日までに日系企業計110社がグアナファト州へと進出しており、主にアパセオ・エル・グランデ、セラヤ、シラオ、サラマンカ、イラプアト、レオン、アバソロ、バジェ・デ・サンティアゴ、コモンフォート、サン・ホセ・イトゥルビデ、アカンバロ、サン・フェリペ、そしてドローレス・イダルゴなどの町に位置しています。進出企業の大半は自動車関連企業です。
グアナファト経済成長省によると、このバヒオ地区にある日系企業110社に駐在する日本人スタッフの数は平均10人〜18人で、全体で4万96人の雇用を生み出してきました。
また、2006年〜2018年の間にグアナアファト州政府は補助金として5億2590万ペソを日系企業へと支給してきました。
日系企業にとってグアナファト州は鉄道があり交通至便な点や、将来性のある若者が多いことも魅力となっており、その上メキシコが現在46か国と貿易取引を行っていることも利点です。