「監視カメラによる交通違反検知」で反則金を科された場合、期限内に支払いを済ませ、トラブルを回避するためのアドバイス。
昨年12月から、市内各地で交通違反を取り締まる「監視カメラによる罰金制度」が運用されています。交通事故を減らし、市の道路文化を向上させるため、レオン市内の要所にカメラが設置され、直接接続されているC4(州のコンピューター監視システム)によって、ドライバーの速度や違反時のナンバープレートのデータなどが検知されます。
12月中は試用期間でしたが、2024年1月1日からは、実質的な反則金を伴う交通違反へと移行しました。しかし、警告を受けた場合にどのように対処すればよいのかわからないドライバーも少なくありません。
交通違反の罰則を科されたら?
- まず、監視カメラによる罰則はナンバープレート所有者のデータに基づいているため、誰が運転しているかに関わらず、罰則を受けるのはナンバープレートの名義人であると知っておくことが重要です。
- 監視カメラが車両のスピード違反を検知した場合、レオン州当局は違反から30日以内に車両の登録住所に通知書を送付します。
- 反則金は、通知書を受領後10日以内に社会奉仕活動に従事するか、金額に応じて金銭で支払うこともできます。
納付方法
市町村役場の窓口では、反則金を直接支払うことができます。
事務所の住所は下記を参考:
https://pagos.leon.gob.mx/pagonet2/LugaresDePago.aspx
オンラインで納付する場合:
https://pagos.leon.gob.mx/pagonet2/Services/transito/Transito_Form.aspx
反則金を期限内に納付しなかった場合はどうなる?
罰金を支払わなかった場合、その違反はナンバープレートの名義人の運転経歴に記載され、罰金を納付するまでは交通課やその他の政府機関で車両に関する手続きを行うことができなくなります。
交通違反の反則金額は?
システムの性質上、今のところスピード違反が主な罰則対象となっています。レオン市の交通規則によると、現在許可されている最高速度は主要道路で時速70キロ、生活道路では時速50キロ、学校、病院、教会、市場、スポーツ・レクリエーションセンターの近くなど、人が集中する地域は時速20キロとなっています。
レオン市におけるスピード違反の反則金は1000ペソから2400ペソです。
ただし、監視カメラによる検知では、ナンバープレートを覆ったり、カメラが感知できないよう何らかの装置を使用した場合にも罰則が科せられることがあります。
その場合の罰金は300ペソ以上です。