メキシコでは、汁物またはスープ料理は、とても経済的で、寒い季節には最適な選択肢です。
トルティージャスープ、「ソパ・アステカ」は、メキシコを代表する料理の一つです。
「トルティージャが豊富にある場所」または「トウモロコシの大地」を意味するトラスカラ州がこの料理の発祥地です。
トウモロコシのトルティージャを千切りにして油で揚げたものに、ニンニク、玉ねぎと一緒にミキサーにかけ、コンソメで味付けしたトマトスープをかけた、プレヒスパニック料理です。
トルティージャにはカリウムや葉酸が豊富に含まれており、体にエネルギーを与える炭水化物の主な供給源の一つです。
アボガド、アサデロチーズまたはフレッシュチーズ、生クリーム、チレ・パシージャ(乾燥唐辛子)をスープに盛り付けて食べるのが伝統的な食べ方です。
今回は美味しいトルティージャスープのレシピをご紹介します:
材料:
- 完熟トマト1/4キロ
- 玉ねぎ(1/2個)みじん切り
- ニンニク小1片
- チレ・パシージャ1本
- トルティージャ10枚
- チキンブイヨン1/2リットル
- サワークリーム1缶
- フレッシュチーズ1/4個
- 鶏むね肉(細切り)1/2枚
- 油 1カップ
- アボガド1個
- 塩 適宜
作り方:
- トマト、玉ねぎ、にんにくを炒める
- 炒めた1の材料を、塩大さじ1/2と鶏肉を煮込んだ煮汁半カップと一緒にミキサーにかける
- 鍋に油大さじ1を熱し、2のピューレを入れ、中火で5分ほど煮込む
- さらに鶏肉の煮汁を加え、10分ほど煮込む
- トルティージャは長さ3〜4㎝、幅1㎝の短冊状に切り、油で揚げる
- チレ・パシージャは輪切りにして種を取り、油で軽く炒める
- 揚げたトルティージャとチレ・パシージャをキッチンペーパーに並べて油をとる
- スープ皿にトルティージャチップスを一掴み入れ、トマトスープを加え、アボガドのスライス、チーズ、チレ・パシージャ、サワークリーム少々を添えて、ソパ・アステカの出来上がり。