日本の天皇陛下、明仁天皇は健康上の理由により、生前退位する意向を表明されました。
日本では天皇の逝去に伴って皇位継承が行われるため、皇室の歴史の中でこのような出来事が起こるのは初めてです。
しかし、6月の参議院で天皇の退位等に関する皇室典範特例法が成立し、明仁天皇から皇太子徳仁親王へその地位を譲ることになりました。
退位日については、先日2019年4月30日とすることが決定されました。それは5月1日から日本では新しい天皇陛下が即位することを意味しており、盛大な祝賀が行われるでしょう。
日本憲法では天皇は日本国の象徴であり、政治的決定権は持ちません。
日本の皇室は世界でも最も古くから知られており、初代天皇は紀元前660年に即位されました。現明仁天皇は第125代天皇です。
明仁天皇は常に国民に寄り添い、多くの共感を得ています。皇室では初の民間出身の美智子皇后陛下と結婚されています。明仁天皇は先日国民の祝日に84歳になられました。