メキシコの学校は大きく2つに分かれている:私立の学校と公立の学校
公立は全てメキシコ政府によって管轄され、私立の学校は私的に学校運営を行っている。
メキシコの義務教育は幼稚園、小学校、中学校から成っている。
これらの義務教育の修了時にはメキシコの文部省(SEP)によって公立、私立学校共に修了証書が発行される。
義務教育において公立、私立共にメキシコの文部省(SEP)の定めたプログラムに沿った授業が組み込まれている。
算数、国語、理科、芸術、体育など教科別にプログラムが定められている。
では、私立と公立学校どんな違いがあるのでしょうか?
私立
- 学校の時間割は自由にプログラムすることが出来るので公立よりも教科も
多く授業時間も長い。 - 毎年度学校が定めた登録料を支払う
- 毎月もしくは10か月間授業料を支払う。授業料は学校の設備や教育内容によってそれぞれの学校が決定する。
- 教科書は授業料に含まれないので別途購入する。学用品もさまざま取り揃える必要がある。
- ほとんどの私立校では芸術、科学、テクノロジー、体育など放課後のクラブがある。参加する場合は別料金がかかる
- ほとんどの私立校では文部省が実施する学力テストの結果が良い。
- 私立校は理科の実験室やコンピューター室、教室の設備も充実している
- カトリック系の私立校では宗教のクラスを取り入れている。
- 私立校では幼稚園から外国語のクラスがありそのほとんどが英語である
公立
時間割
幼稚園:8時~12時
小学校:8時~1時
中学校は2部制で午前・午後に分かれる。
- 毎年度300~700ペソの登録料を支払う
- 毎月の授業料はなし
- 教科書は無償配布され学用品は基本的な文房具のみ
- 例外的に保護者が芸術、科学、テクノロジー、体育など行う学校もある。
- 公立校の教員になるには 教員資格が必要である
- いくつかの学校ではインターネットアクセスが無料でできる
- 公立校は宗教教育を行わない
- 幼稚園、小学校はカリキュラムに入っていないため英語のクラスはない
中学校から英語のクラスが始まる