日系企業が現地サプライヤーを模索
パブロ·エミリオ·カリージョ ココ・メキシコが主催した講演会では、100人以上の参加者が日本のビジネス文化について学び、地元企業と日本企業との商取引を円滑に進めることを目的とした内容が紹介されました。 このイベントは、自動車産業を中心としたサプライチェーン構築や交渉プロセスを円滑にするための学びの場として開催されました。 地元企業の経営者だけでなく、バヒオ地域に拠点を置く日系企業との国際ビジネスに関心を持つイベロ・レオン大学の学生たちも積極的に参加しました。 講演では、日本の文化や、メキシコ人と日本人の交渉スタイルの違いなど、ビジネスにおける重要なポイントが取り上げられました。 講師を務めたのは、12年間にわたり自動車業界の日墨関係強化に尽力してきた中塚アンヘル信也氏で、「日本人とのビジネスの進め方」というテーマで講演が行われました。 このイベントを通じて、ココ・メキシコは、両国の文化の理解を深める架け橋となるという自らのビジョンをさらに明確にしました。
リラクゼーション:贅沢ではなく、必要不可欠なもの

ミリアム·クリスティーナ·アルバレス·エルナンデス (ラ·サジェ大学バヒオ校、 社会·人文科学部 教員) 「休むのは墓場に行ってから」——、これは、私たちの文化の中でよく聞かれる言葉で、生きている間は一息つく暇さえないという考えを表しています。 マルチタスクが評価されるこの時代において、私たちは「何でも同時にこなす」ことが、実はそれほど効果的ではないと学びつつあります。では、この状況は私たちをどこまで追い込んでいるのでしょうか? 近年、日々の生活の中で「休憩を取ること」の重要性が語られるようになってきました。なぜなら、私たちはストレスや責任によって、身体的にも精神的にも疲弊していることに気づかないことがあるからです。 ストレスレベルが高いことは、身体的·精神的な健康に悪影響を及ぼすことが証明されています。体は、休息が必要だというサインを様々な形で送ってきます。頭痛、胃の不調、睡眠障害など、人それぞれに異なるかたちで現れます。まずは自分自身のサインに気づくことが大切です。 8月15日は「リラクゼーションの日」。この現代において、まさにふさわしい日です。これは、立ち止まり、自分自身を見つめ直す機会でもあります。 哲学者のハン·ビョンチョルは著書『Vita Contemplativa(瞑想的な生活)』の中で、「休息を大切にすることは、生産性を重視するシステムへの抵抗である」と述べています。静けさと穏やかさを日常の一部と捉えることは、贅沢ではなく「必要」なのです。自分自身に少しでも注意を向けること——それは、エネルギーを回復させ、身体と心を満たし、目的や意味を見出しながら、レジリエンス(回復力)を持って人生を歩んでいくための行為です。 運動、芸術活動、瞑想、祈り、静寂の時間、呼吸法、自然とのふれあい、新しいことを学ぶこと、家族や友人との絆を育むこと——これらはすべて、私たち自身と再びつながるための「オアシス」です。現代において、バランスの取れた生活には欠かせないものとなっています。 こうした「自分のための時間」を探し出すことは、私たち自身の健康と幸福に対する責任でもあります。真のウェルビーイング(心身の健康)のために、これは不可欠なのです。 だからこそ、あなた自身に「リラックスする時間」をプレゼントしてください。それは、あなたにとって本当に必要なことなのです。

「マツダ・ココロ」がメキシコの子供たちを支援

マツダ・サラマンカが新たに発表した社会貢献プログラム「Mazda Kokoro(マツダ・ココロ)」は、メキシコの子供たちの権利を守り、支援することを目的としている。 「マツダ・ココロ」の初年度には、15万9,954人の子供たちが恩恵を受け、これにより63万9,816世帯以上のメキシコ人家庭にポジティブな影響を与えることを目標としています。 このプログラムは、新車販売およびメンテナンスサービスに連動した寄付スキームです。 具体的には、2025年1月2日以降に新車を購入した場合、その車両を販売したディーラーがが100ペソを寄付し、マツダ・メキシコが同額を上乗せして寄付します。また、2025年1月2日以降にマツダ車のメンテナンスサービスを受けた場合、ディーラーが25ペソを寄付し、マツダ・メキシコが同額を上乗せして寄付します。 これらの寄付金は、販売店グループによって選ばれたメキシコの子供たちを支援する活動に充てられます。全国で支援を受ける団体は、子供たちの教育、健康、生活、そしてレクリエーションの権利へのアクセスに取り組んでいます。 「マツダ・ココロ」は私たちにとって最も大切なプロジェクトの一つです。メキシコは、販売および車両生産の両面において、マツダにとって極めて重要な国として位置づけられています。ここメキシコでは、世界中で人気のあるモデルが生産され、30カ国以上に輸出されています。そして私たちはメキシコ全土で重要な雇用主であり、変革の推進役となっています。 このプロジェクトは、マツダがこの地で多くのものを築く機会を与えてくれたことへの恩返しであり、同時にメキシコの子供たち、そして社会全体にポジティブな影響を与えるためのリソースを提供する取り組みでもあります。 ミゲル・バルベイト、マツダ・メキシコ社長

メキシコと日本 プロレスの絆

プロレスは日本、アメリカ、メキシコでとても人気のあるスポーツだ。各国ともにリーグがある。日本では1950年代に日本プロレス協会が発足し、力道山の全盛期を迎える。 柔道、野球そしてプロレスは最も人気のあるスポーツとして日本に浸透していった。 英語のプロフェッショナルレスリングの省略形としてプロレスという言葉が生まれた。 日本のプロレスの違いはその技に武道のテクニックが織り交ぜられていることと。 クーカイとクラマがメキシコのリングに登場 クーカイは大阪出身の31歳で、レスラー歴は8年。プロレスラーとして世界レベルで強豪と戦うことを目標にメキシコにやってきました。現在はメキシコシティに住み、トレーニングに励む日々を送っています。「ルチャリブレ(メキシコのプロレス)が大好きで、もっと学びたいと思ってここに来ました。毎日が楽しくて、わくわくしています。メキシコのルチャリブレはレベルが高いので、ここでいろいろ学びたいです」と語っています。 クラマは東京出身で、彼が最も情熱を注いでいるルチャリブレのプロとしてメキシコで修行するために母国を離れました。いつもキツネのマスクを愛用していますが、メキシコのファンにはネコと間違えられるそうです。「でも問題ありません。このキツネのマスクはいつも幸運を運んでくれるんです」と笑顔で語ってくれました。 クラマにとってレスラーであることは、幸せで楽しい人生を保証してくれるもの。「だからメキシコにきました。闘うことが僕の情熱であり、ここでトレーニングをしてもっと上手くなりたいです」と意気込みを語りました。

グアナファト−日本:11,500㎞をつなぐ文化の架け橋

グアナファト州政府による日本訪問では、両地域の関係をより深めるための文化交流が行われた。 公式訪問は広島、東京、熱海といった戦略的な都市をめぐるもので、文化、芸術、学術における提携の構築が中心テーマとなりました。 最も象徴的な出来事の一つは、広島県立文化センターの第3ギャラリーで開催された展覧会「グアナフアトの景観と伝統」展の開幕式でした。ここでは、ディエゴ・リベラ、オルガ・コスタ、フェリシアーノ・ペーニャといったメキシコ近現代美術の代表的な作家たちの作品が展示されました。 訪問の行程には、国際文化交流を推進する国際交流基金との会合も設けられました。さらに在日メキシコ人ネットワークとの対話を通じて、2026年に東京と広島で開催予定の「クリエイティブ産業フェスティバル」において、グアナフアト州が招待州として参加する可能性が検討されました。 また、能楽界の重鎮である辰巳満次郎(たつみ まんじろう)氏との会談では、この無形文化遺産の伝統的な能の公演をメキシコで開催するための文化交流の道が探られました。さらに、東京バレエ団への訪問では、同団が初めてメキシコ、特にグアナフアト州で公演を行う可能性についての協議が進められました。

SK TECが事業拡張、雇用拡大

リビア・デニス・ガルシア州知事は、SK TECによるイラプアト市での新たな投資計画を愛知県名古屋市から発表しました。 同社は、現在カストロ・デル・リオ工業団地に位置する工場の拡張を行う予定で、総額3億8,000万ペソが投資されます。この拡張により、80名の直接雇用が新たに創出され、イラプアトにおける日系企業のプレゼンスも強化されます。 SK TECは、自動車産業無間お高精度金属部品の製造を専門としており、2013年からイラプアトで操業を開始しています。

センヨー、アバソロに2,000万ドルを投資

日本企業のセンヨーは、マラビス・アバソロ工業団地に2,000万ドルを投じて新工場を建設します。 工場の建設を手掛けるマラビス社は、11,000平方メートルの工場建屋を建設し、効率性を最大化し、高度製造業のニーズに応える設計となっています。 新工場では、CNC旋盤やロボットによる自動検査システムなどの先端技術を導入し、高精度な機械加工部品の生産を行います。 同社の世界的な顧客には、NTN株式会社、三洋特殊製鋼株式会社、置田鉄工所などがあり、月間最大6億個の生産能力を誇ります。

NHKスプリング、イラプアト工場を拡張

自動車用スプリングとモーター・コアの大手メーカーであるNHKスプリングは、モーター・コア製造工場の新設に5,500万ドルを計上しました。今回の製造拠点拡張により、233人の新規雇用が創出されます。 イラプアト市のロレナ・アルファロ・ガルシア市長は、この新規投資の実現に向けて尽力した日本とメキシコの両国の経営陣の努力、ビジョン、そしてコミットメントを高く評価しました。 開所式において、リビア・デニス・ガルシア・ムニョス・レド州知事は「日本は現在グアナファト州にとって最大の投資パートナーです。これまでに、145件の日本企業プロジェクトが確立されており、113社の日系企業が州内に進出。累計で89億ドル以上の投資が行われ、48,000人を超える雇用が生み出されています」と述べました。

日本企業アテックス、レオンへの進出を決定

長瀬産業とアテックスの合弁会社が、2026年にレオン市に1,100万ドルを投じて新工場を開設することを発表しました。 アテックスは、射出成形によるプラスチック部品の開発・製造を専門とする企業です。 新設されるレオン工場では、自動車産業、特に電気自動車やハイブリッド車向けの部品を製造します。 同社の主な顧客には、メキシコ・メヒカリに拠点を持つパナソニック、およびアメリカ・オハイオ州とカナダに生産拠点を持つホンダ工場などがあります。

日本からグアナファト州への投資が拡大

日本への公式訪問の成果として、グアナファト州では新たに4つの投資プロジェクトが確定した。これにより、総額1億580万ドルの投資と、513人の直接雇用が創出される。 新規企業は、イラプアト、レオン、アバソロに進出し、州内の経済発展をさらに加速させます。 リビア・デニス・ガルシア・ムニョス州知事は、次のように述べています:「グアナフアト州は引き続き、日本からの投資にとって魅力的な目的地です。変化に柔軟に対応し、革新を続け、世界の舞台で輝く場所であり続けています。」 グアナフアト州の主な強みには、法的安定性、世界水準のインフラ、そしてメキシコの中心に位置する戦略的な立地があり、北米および中南米の主要市場との効率的な接続を可能にしています。 ・NHKスプリング 自動車用向けスプリングおよびモーターコアの製造大手。イラプアトにおける新たなモーターコア生産工場に5,500万ドルを投資し、233人の雇用を創出予定。 ・センヨー 高精度な自動車部品(ベアリング、加工部品など)に特化し、ロボット検査システムを導入する。アバソロの工場に2,000万ドルを投資、70人の雇用を創出。 ・アテックス 電気自動車・ハイブリッド車向けのプラスチック部品を開発。射出成形に特化しており、レオンでの事業拡大に1,100万ドルを投資、130人の新規雇用を見込む。 ・SK TEC 自動車産業向けの高精度金属部品の製造に強みを持つ。イラプアトでの新設工場に1,980万ドルを投資し、80人の雇用を創出予定。 グアナファト州における日本の信頼 2006年以降、グアナフアト州には149件を超える日本企業の投資プロジェクトが進出しており、累計90億ドル以上の投資、ならびに4万8,000人以上の雇用が創出されています。これは、日本企業がグアナフアトの技術力・生産力に対して強い信頼を寄せている証です。 現在、グアナフアトはメキシコ経済の原動力として、第5位の経済規模を誇り、自動車産業を中核とする発展を続けています。