日本では多くの学校ですでに対面授業が再開されていますが、メキシコでは継続するパンデミック禍での連邦政府及びグアナファト州政府の信号情報に基づき、イラプアト日本人学校ではいまだオンラインで授業が行われています。 そのような状況にも関わらず、児童たちはリモートでグループワーク活動をしています。その一環として、日本の童話で紙芝居を作成しました。 「桃太郎」は日本では誰もが知っている童話です。子供に恵まれないお爺さんとお婆さんのもとに、川から流れてきた大きな桃から生まれた元気な男の子がやって来ます。「桃太郎」はすくすくと育ち、立派な青年になりました。ある日、鬼に金品を奪われて困り果てる村人を見て、桃太郎は鬼ヶ島へ退治に行くと言い出しました。 島へ向かう途中、犬、猿、雉(キジ)に出会い、鬼退治を手伝うかわりにきびだんごが欲しいと言われ、桃太郎は快くだんごをあげました。こうして1人と3匹は鬼ヶ島に行き、村人たちの金品を取り戻したというお話です。 日本人学校の児童たちは、一人ひとりが家にある絵の具、紙、そして野菜などを使って紙芝居「桃太郎」の一場面をそれぞれ作成しました。 登場人物の制作にはズッキーニ、トマティージョ、トマト、ライム、ヒカマ、チャヨテ(ハヤトウリ)、ピーマン、チリ、豆類、トルティージャ、そしてサボテンなどの野菜も使用しました。 最後にそれぞれが作った場面をつなぎ合わせ、各自自分の紙芝居を演じて6分間の動画を撮影しました。 このように、新型コロナウイルスの状況下でも日本人学校ではクラス内での活動を強化する試みを実践しています。 Video: https://www.facebook.com/watch/?v=753793765563947
第二次世界大戦中における メキシコでの日本人弾圧
1940年代、第二次世界大戦の影響下で辛い日々を過ごした日本人移民そして日系人グループが存在した。。 1941年12月に日本軍が真珠湾を攻撃したことがアメリカに対する事実上の宣戦布告となり、そこから全てが始まりました。 当時メキシコ大統領だった、マヌエル・アビラ・カマチョは日本との経済活動を一旦停止し、メキシコにいる少数の日系人にも規制をかけました。 その頃バハカリフォルニア、ソノラ、ベラクルス、シナロア、コアウイラ、そしてタマウリパスなどメキシコ各地に約6000人の日系人が生活していましたが、連邦政府はメキシコシティ、グアダラハラ、クエルナバカ、そしてプエブラなどの州に日系人を集めました。セラヤやケレタロにも強制収容所があったと言われています。 INFOBAEに先日掲載されたマリア・エレナ・オオタ・ミシマ氏とフランシス・ペディ氏の研究によると、当時日系人は政府の勧告から8日以内に収容所に向かわなければならなかったそうです。 「メキシコ人の日本人に対する戦争(2011年)」を書いたセルヒオ・エルナンデス・ガリンド氏は、年齢や性別、メキシコ国籍の有無に関わらず、全ての日系人を監視するというのがアメリカ政府から要請を受けたマヌエル・アビラ・カマチョ大統領の方針だったと述べています。 アメリカ政府は日本人のスパイ工作や、日系人工作員のサボタージュについて警戒するよう警告し、メキシコで監視するべき日系人のブラックリストも作成しました。 その結果、メキシコ国内にいる日系人は脅威であるという理由で日系人が逮捕、収容されるなどの弾圧が続きました。 また、日系人は銀行口座も凍結され(生活のため月500ペソまでの引き落としは許可された)、1939年以前に帰化した日本人移民のメキシコ国籍も無効とされました。 1941年12月のわずか3週間で、住んでいる場所を追われ、わずかなお金で監視生活を送るようになるなど、メキシコ在住日系人の生活は大きく変化したのでした。その数は約1500人に上ると言われています。
第12回(最終回):退職
退職は悪!? 肯定に悩む日系企業とメキシコ人 2年間に渡り連載の機会を頂いたKOKO MEXICO並びに読者の皆様には心より御礼申し上げます。 最終回は「退職」についてです。メキシコも欧米に習い、離職率・人材流動性が高い国となっております。面接を担当される方であれば20代の候補者でもあっても3回以上の転職歴を持つ人が多い事を実感していると思います。 世界的にも珍しい終身雇用制度が存在した日本ですが、理に適った制度だと思います。なぜならどんな仕事であっても必ず「その会社特有のルール/やり方」が存在し、それを極めるには経年の長さが一番効率化に繋がると考えるからです。しかし逆を言うと、「説明しなくても期待通りにやってくれる」、「こういう場合は必ずこういう対応をするだろう」と部下や同僚に対して無意識に過剰な期待をしてしまいがちです。 長年メキシコ人と仕事をしていると思う事は、責任感は皆さん有るのです、プレッシャーも適切に伝えれば重要性も理解してくれます、でも期待通りの結果を出せない。昔は「なんで?」と憤りを感じて怒りを覚えてばかりいましたが、最近思う事は考え方が違うだけ、アプローチの仕方が違うだけであり 人の能力云々だけでは無い気がします。 だからこそ、仕事の成果での判断も大事ですが、雇用主側としてはとにかく長く勤めてくれるように、心地よく勤められる環境を整えれば期待通りの結果を出してくれる、その期待に裏切らないのがメキシコ人の長所だと思います。
メキシコ人と日本人が 共演する舞台
メキシコにある日本舞踊グループ「銀嶺会」 が現代日本舞踊を披露 銀嶺会は新しい世代の日系移民に日本の音楽や踊りを普及することを目的に、1971年に川辺民子先生により創立されました。 「銀嶺」とは日本の富士山、そしてメキシコのポポカテペトル山のように、雪が降り積もって銀色に輝く山を象徴しています。 このグループはさまざまな年齢層からなる日本人、そしてメキシコ人により形成されており、世界一美しい芸術表現である踊りを通して中世日本の伝統や習慣、そして宗教観などを表現してきました。 色とりどりの衣装を身につけ、主に扇や傘、そして桜の枝などの持ち物をもって舞いを踊ります。 川辺先生は古典舞踊、現代舞踊そして民族舞踊を融合し、メキシコ、日本、ペルー、テキサス、サンフランシスコ、カリフォルニア、そしてプエルトリコなど各地で公演を行ってきました。また、日本舞踊のメジャーな流派である花柳流の師範・名取を取得しています。 昨年11月、銀嶺会はメキシコシティで数回公演を行いました。舞台では川辺先生、そして木原先生の子弟であるメキシコ人や幼い子供たち(最年少6歳)も演舞を披露し、日本武道を伝承する天真正伝香取神道流と共演しました。
ルミエルタワー40 夢のような暮らし
東洋のゴージャスさに触発されたルミエルタワー40は、バヒオ地域を代表する最高級住宅で、安心安全で快適な暮らしを実現。 ルミエルタワー40はレオンの新たなライフスタイルを提案しています。高級感溢れるこのタワーマンションは、国内外の企業家などプロフェッショナルな人々にとって最適な住居となるでしょう。 東洋文化に感化されたこの建物は、「風や空気」を感じながら自然と共生する、静かで平穏なライフスタイルがデザインされています。 43階建てで160メートルの高さを誇るルミエルタワー40は、バヒオ地域で一番の高層ビルです。この印象的なタワーマンションでは現在107戸が賃貸・販売されています。マンション各戸にはバルコニーやテラスが設置されており、レオン市内のメトロポリタン公園、ゴルフ場「ボスケカントリークラブ」、そして雄大な山々が遠望できます。 またこのマンションには、オートロックのエントランスホール、プール付きテラス、キッズエリア、6階建て屋根付き駐車場、ジム、日本の温泉のようなジャグジー、プライベートミーティングルーム、図書館、そしてレストランやバーが堪能できる「スカイビュー」など、グアナファト州では唯一贅沢な設備が仕様されています。 ルミエルタワー40は、レオン北部にある豊かな自然に囲まれた高級住宅地「グラン・ハルディン」内にあり、ガラスの塔のような外観のこのタワーマンションは、機能性、美しさ、快適さ、そして豪華さを兼ね備えています。30年以上の実績を誇る不動産業者、INNOVAグループが快適な暮らしを求めて実現したプロジェクトです。 マンション ルミエルタワー40では全107住戸の区画割りも工夫されており、東洋文化の影響を受けた斬新なデザイン。 内装には大理石が用いられ、ヨーロピアンキッチン、調光可能な照明、室外へ続く広々としたバルコニーなどが設けられている。 — ルミエル2 2LDKのルミエル2はLDKとテラスの連結が広い空間を作り出し、メトロポリタン公園や山々の景色が堪能できる。 2ベッドルームはどちらにもバルコニーが付いており、マスターベッドルームには広々としたドレッシングルームとバスルームが併設されている。 — ルミエル1 1LDKのルミエル1は大都会のロフトスタイルで、ベッドルームは実用的かつダイナミックにデザインされている。 快適なLDKの延長線上にあるバルコニーは広々とした空間を演出し、ゴルフ場や連なる山々が一望できる。 ホテルのスイートルームのようなベッドルームではパーテーションを利用してプライバシーを確保でき、バスルームにはゆっくりくつろげる浴槽がある。 — ルミエル3 3LDKのルミエル3は高層ビルの利点を活かして180度の景観を望める。部屋から見える風景には空、水、そして山々の色のコントラストが映し出される。 全面窓の部屋は採光や風通しに優れており、広々とした空間を楽しめる。マスターベッドルームはホテルのような贅沢な雰囲気で、まるでバケーションを楽しんでいるような感覚に浸ることができる。 — ロビー エントランスロビーは別世界のような快適さを与え、壁に沿って流れる照明や高級インテリアブランド、「ロッシュボボア」の家具が印象的な空間。 高層階用の高速エレベーターが3基あり、各階のエントランスには顔認証システムを導入。 ジム ジムで運動しながらも素晴らしい景色を堪能できる。有酸素運動マシンや、筋力を鍛える多様なトレーニングマシンが取り揃えてある。 — テラスとプール テラスはプールで戯れたり、気の合う仲間と集まったり、家族で時間を過ごす絶好のスペース。 プールでは遊んだり泳いだりしてリラックスできる。ガラス壁で出来ているプールはタイル壁が水に透けて美しい。さらに、屋根付きの子供用プールや8人用のジャグジーもあり、町を眺めながらハイドロマッサージでリラックスできる。 また、ドリンクサービスのあるダイニングエリア、ビッグスクリーン、花壇のある広場、卓球台、テーブルサッカー・ホッケー、チェス盤、子供用アトラクションそしてクライミングウォールなど様々な娯楽が楽しめる。 ジャグジー ジャグジーは日本の温泉をデザインして建築されている。屋根付きのジャグジーは8人用で、バルコニーにはオリエンタルな雰囲気の禅の庭園がつくられ、景観を眺めながらゆっくりとくつろげる。 — プライベートミーティングルーム このエリアは書斎のようなスペースで、暖炉のもとで読書やボードゲームが楽しめる。本棚には興味深い本が並んでいる。 また、ミーティング用の16人掛けテーブルも設置されている。 スカイビュー…
メキシコに新紙幣が登場
メキシコ銀行(Banxico)は100ペソ、1000ペソの新紙幣を発行すると発表した。メキシコ紙幣には著名人の肖像画やメキシコゆかりのデザインが用いられている。 1000ペソ紙幣 メキシコ革命の代表的人物であるフランシスコ・マデロ、エルミラ・ガリンド、カルメン・セルダン、そしてその時代の象徴である機関車も描かれています。 二人の女性が同時にメキシコ紙幣に描かれるのは、今回が初めてです。 カルメン・セルダンはメキシコ革命のヒロインと考えられており、エルミラ・ガリンドは女性の権利を求めて運動を起こした先駆者です。 紙幣の裏側には古代都市マヤのジャングル、ジャガー、セイバやサポテ、そしてカンペチェ州カラクムルの保護熱帯雨林など、世界文化・自然遺産が描かれています。 表側も裏側も灰色を基調とし、暗闇で光る蓄光インキが用いられています。 これまで12年間流通してきたミゲル・イダルゴ牧師とグアナファト大学が描かれた現1000円紙幣から新紙幣へと、今後徐々に入れ替わっていきます。 100ペソ紙幣 メキシコ植民地時代の詩人、そして作家でもあるソル・フアナ・イネス・デ・ラ・クルスが紙幣の表側に描かれています。 裏側には、メキシコ州とミチョアカン州の境にあるモナルカ蝶生物圏保護区の松、オーク、そしてもみの木などの森林生態系が描かれています。 他のメキシコ紙幣と違い、新100ペソ札のデザインは縦型です。材料はポリマーで普通の紙よりも強度が高く、6年以上流通可能です。 赤色がメインカラーで、1000ペソ紙幣と同じく蓄光インキが使用され、蝶や森林の細部まで強調されます。 新紙幣はすでに流通を開始しており、現在は旧紙幣と共に使用が可能です。
パンデミックの間、レースは2,000 人以上で開催されました!
山田洋平さん記 GFNY(グランフォンド ニューヨーク)コスメルは、第7回レースを開催しました。北米とラテンアメリカではよく知られているレースです。カンクンのコスメル島で、島を2周するレース(160km)なので、観光もできるため、このレースは人気が高まっています。コスメル島はカリブ 海の楽園としても知られており、カンクンの 観光ビーチで有名です。また、空の美しさとエメラル ド色の水は、訪れる人々を魅了します。レースのルートは平地ですが、 サイクリストが逆風に吹かれる道があるので、「キング・オブ・マウンテン」ではなくて、「キング・オブ・ウィンド」の賞が授与されます。通 常、フルレースには毎年1,200人が参加し、 ハーフレースには1,000人が参加します。今年はコロナウイルス感染症の問題があったにもかかわらず、参加者数は前年までと同じくらいでした。 レースの前日に開かれたエキスポでは、検温やユニフォームの消毒がされました。 レース中の人の密集を避けるため、商業エリアに入る最後の 30kmのルートが変更され、その周辺の80km のルートは74kmに短縮されました。 また、エキスポでもスタート地点でも、ゴールゾーンと休憩場所(救助ステー ション)まで、参加者はソーシャルディスタンシング(1.5 km)の維持とマスク着用を義務付けられました。
ディエゴ・シヌエ州知事就任以来、海外企業60社進出
ディエゴ・シヌエ・ロドリゲス氏がグアナファト州知事へと就任して以来過去2年間(2018年〜2020年)で、60社以上の外国企業がグアナファト州へ進出し、24億ドルの投資をもたらしました。 メキシコ国内における立地の良さや周辺地域との交通アクセスも、海外企業がグアナファト進出を検討するうえでプラスの判断材料になったことでしょう。 投資国: 日本、スイス、アメリカ、ドイツ、オーストラリア、台湾、韓国、イタリア、スペイン、カナダ 外資企業: ネスレピュリナ、 Stant、 FedEx、 Pollman、 NKPM
日本が新型コロナウイルス感染拡大を受けメキシコ南部の中米移民を支援
日本政府は国際移住機関(IOM)を通じて、中米移民を新型コロナウイルス感染から保護するための支援をメキシコ南部で推進しています。 メキシコ南部(チアパス州、オアハカ州、タバスコ州、ベラクルス州)に所在する13か所の移民保護施設に届けられた支援物資の中には、石鹸、マスク、帽子、手袋、抗菌ジェルなどの感染予防物品を始め、洗剤、消毒液、ごみ袋などの衛生用品も含まれています。 この支援により、パンデミック禍の困難な状況でメキシコに滞在する中米移民のうち、主に女性や子供たち2000人以上が恩恵を受けました。 これは日本政府とIOMによって交わされた「メキシコ南部国境地帯におけるシェルター及び政府移民施設能力強化計画」による180万ドルの無償資金協力の一環で、移民問題は安全保障問題と直結しているため、国際社会全体がともに取り組む必要のある課題であると考えられています。 日本は新型コロナウイルスの影響を受けた国々への支援も継続しており、各国がそれぞれ衛生管理システムを強化し、国際社会全体が努力することで感染拡大リスクを軽減していく狙いです。
レオン自治体がメッセージの普及革新で賞を獲得
ラテンアメリカの政治、行政機関のコミュニケーションを表彰する権威あるReed Latinos Awards 2020において、レオン市のコミュニケーションと普及活動における業績が認められ、賞が授与されました。 エクトール・ロペス・サンティジャナ レオン市長は、バーチャルイベントとして開催された第2回年次報告で、「政治活動のアプリケーション・デジタルイノベーション化最優秀賞」を受賞しました。 さらに、レオン市は「中程度の聴衆に向けた政府報告キャンペーン最優秀賞」も同時に受賞しました。 また、新型コロナ関連のラジオPRスポットにおいてもレオン市が放送した「ステイホーム」を喚起するジングルが表彰を受け、コロナウイルス感染拡大防止のための予防対策を市民に促す重要な手段となりました。 「これらの賞は、レオン市民に政治参加を呼びかけるコミュニケーションを改善するために共に尽力してきたチームへの賞だと思います。」とソーシャルコミュニケーション部のホルヘ・カノ部長は述べました。 授賞式はキンタナ・ルー州カンクンで12月5日に行われ、ラテンアメリカ、そしてスペインで有名なコンサルタントが出席しました。