誕生日の祝賀行事に際し、これからも美しく調和のとれた日本の実現に尽力するという新天皇陛下のお言葉が紹介された。 Por Larissa Torres 天皇誕生日を祝う行事は毎年世界各国で行われており、グアナファト州レオン市では近郊に住む日系人が参加し祝賀会が開催されました。 昨年の明仁天皇の退位に伴い皇位継承された徳仁新天皇は今年60歳を迎え、即位後初めての誕生日を祝いました。 祝賀会にはメキシコ、日本の政府関係者など要人が来訪され、高瀬寧在メキシコ日本国大使、古川佳世子首席領事も出席し、国民の幸せと国の一層の発展を希望されているという新天皇のメッセージが伝えられました。 エクトール・ロペス・サンティジャナ現レオン市長は祝賀会の挨拶で、「我がメキシコにおいて日本が美しく調和しているという現状は、天皇陛下のお言葉を強く反映していると言えます。」と述べました。 また古川領事は、メキシコ・日本両国間の経済そして友好関係発展の強化をこれからも継続していく考えを示しました。 現在メキシコ国内の在留邦人数は約1万1,700人で、そのうち約2,300人がグアナファト州に住んでいます。
外出自粛中に楽しめる メキシコのボードゲーム
Por Larissa Torres いまだ外出自粛の要請が続く中、家の中で楽しく過ごせるメキシコのボードゲームを今回はいくつか紹介します。 メキシコのボードゲームはシンプルですが面白く、近所の文房具屋やセルフサービスのショッピングセンターなどで手軽に購入できます。またインターネットでダウンロードできるものもあります。 バスタ(ストップ) これは言葉の遊びで、2人以上で遊ぶ。同じ文字から始まる言葉を考えて表に書いていくゲーム。 プレイヤーは紙と鉛筆を用意し、表を書く。一番上の欄には順にカテゴリーを記す(例:人名、町名、花の名前、果物、動物、物の名前など)。表の大きさやカテゴリーの数は自由。 次に無作為にアルファベットを一つ選び、その文字から始まる各カテゴリーの言葉を表に埋めていく。 頭の回転の速さを競うゲームで、最初に表を埋めたプレイヤーが「バスタ(ストップ)!」と声をかけ手を止める。互いの答えを確認し、誰とも重なっていない言葉が書いてある場合は100点を獲得。誰かと同じ答えの場合は100点を分配。解答がない場合は0点で、最終的に獲得点数が多いプレイヤーの勝ち。 2.ロテリア(ビンゴゲーム) メキシコでは一番人気のあるカードゲーム。その由来は1400年のイタリアに始まり、1769年にメキシコにもたらされた。当時は国の上流階級の人々の遊びだった。 2人以上で遊ぶことができる。各プレイヤーは16の絵柄の描かれたタブラ(ボード)を選ぶ。 読み手を一人決め、シャッフルされたデッキから読み手はカードを1枚ずつ選び読み上げる。各プレイヤーはボードの上から読み上げられたカードを見つけ、該当のマスに目印をつける(メキシコではうずら豆などが伝統的に用いられる)。全部のマスが最初に埋まったプレイヤーは「ロテリア!」と叫び勝利する。 3. 蛇とはしご これもメキシコで古くから親しまれているボードゲームで、原住民が起源。2人以上で遊ぶ。100マスのボードで2個のサイコロを振りながらゴールを目指す。簡単そうに見えるが道の途中で“蛇”と“はしご”が出現する。はしごがあるマスに当たると、上に登れて早く進める。逆に蛇があるマスに当たると、下に降りなければならないので後れを取る。 2つのサイコロの合計でコマを進めて行き、最初にゴールに到達したプレイヤーの勝ち。 4. メモラマ(神経衰弱) メキシコでは絵柄のペアカードで神経衰弱が行われる。現在ではいろんなテーマのメモラマが販売されており、カード数も異なる。 すべてのカードをよくシャッフルして裏向きに置き、プレイヤーは2枚の異なるカードをめくっていく。めくったペアが同じ絵柄の場合はそのカードが自分のものとなり、間違ったカードをめくるまで続けることができる。 間違った場合にはカードをもう一度裏向きにして同じ場所に戻す。このようにカードの位置を覚えておくゲームで、取った枚数が多いプレイヤーの勝ちとなる。
グアナファト日本人学校・補習授業校にて現役客室乗務員によるJAL航空教室を開催
日本航空(JAL)では社会貢献活動・次世代教育の一環として、日本国内をはじめ世界各地でも積極的に航空教室や折り紙ヒコーキ教室を実施しています。メキシコにおいても毎年行っていますが、本年2月7日(金)にグアナファト日本人学校にて、翌8日(土)にはグアナファト補習授業校にて、JALの現役客室乗務員である太田理香子さんが全校生徒を対象に航空教室を行いました。 教室は小学校1年生~3年生と小学校4年生~中学校3年生と二部に分かれて行われ、あわせて約100名の児童生徒たちが太田さんの話に聞き入りました。 太田さんは、自身が小学5年生から中学2年生までの3年間、メキシコのアグアスカリエンテス日本人学校に通っていたことを話し、メキシコでの経験がどのようにお仕事に生かされているかなど、具体例も交えながら終始笑顔で授業をしていましたので、少し遠い存在であった客室乗務員が、とても身近に感じているようでした。 授業では、間に機内食や飛行機が飛ぶ高さ等の様々なクイズを交えて、低学年の児童も最後まで楽しみながら、知識を増やすことが出来た様子でした。 客室乗務員の仕事の説明では、空港に到着してから出発、着陸までを通して説明しました。 持ち物では全員がiPadをもっていて、マニュアル等がすべて入っていることや、腕時計では、客室乗務員は保安要員でもあるため、急病のお客様の脈をはかる時のために秒針のあるアナログ式時計をつけており、更に太田さんはお客様から出発地や到着地の時間を聞かれることが多いため、二つの文字盤がある腕時計をはめていることに驚いていました。 客室乗務員に求められるものについては、一番大事なものは体力と話し、児童生徒の皆さんに元気で健康に成長することの重要さを伝えました。そして、アグアスカリエンテスでの生活を経験したことによって、粘り強くなったことや柔軟な発想を持てるようになり、今の仕事にとても役になっていることを伝え、海外で生活する貴重な経験を大切にしてほしいことを伝えました。 質問タイムでは、飛行機の大きさや重さを聞いたり、多くの子どもたちが積極的に手を上げて質問をしていました。最後に太田さんと記念撮影を行い、一人一人にプレゼントを手渡すとみなさんとても嬉しそうな笑顔で挨拶をしていました。この1日を通じて、客室乗務員や飛行機に親しみを感じ、さらに興味を持ったようでした。子どもたちには普段の授業とは違った、有意義な一日となったようです。 なお、日本航空は今後も継続的にメキシコ各地の日本人学校、補習授業校を中心に航空教室や折り紙ヒコーキ教室等を実施していきたい、とのことです。
新20ペソ硬貨が登場
メキシコ北東部の港町、ベラクルスの創立500周年を記念し、 メキシコ銀行(BANXICO)が200ペソ新貨幣を発行 新硬貨はこれまでで初めて12角形を導入した斬新なイメージで、偽造防止対策も施されています。 また、従来の硬貨と比べても小さく軽量で重さは12.67グラム。 表はメキシコの国章と「メキシコ合衆国」の文字が記されており、硬貨の裏には1519年のベラクルスにおけるビジャリカ創立が描かれている:左側は海の波に浮かぶ16世紀の船舶で、右側は旧市庁舎(現市役所)の図。 新硬貨は4月22日から流通しており、以前から使用されてきた他の20ペソ硬貨と同様、法定通貨としてあらゆる種類の支払いに使用できる。
第7回:無給休暇
従業員の損失>会社の損失 筆書「現役通訳夫婦が見たメキシコ自動車産業と今後」では多くの共感・納得の声を頂いていますが、本シリーズは著書に書き切れなかったこぼれ話&メキシコ人向けの内容でお届けしていきます。 読む: 第6回:今すぐ 筆書「現役通訳夫婦が見たメキシコ自動車産業と今後」では多くの共感・納得の声を頂いていますが、本シリーズは著書に書き切れなかったこぼれ話&メキシコ人向けの内容でお届けしていきます。 第7回目は「無給休暇」です。最近では日本でもサービス業などでは少し聞く様になりましたが、製造業ではまだまだ一般的では無い無給休暇制度。メキシコではごく一般的です。 例えば個人又は家庭の事情(子供の学園祭、住宅購入補助金の申請・審査、マイホームの引き渡し等)で休みたい、とします。「会社に行けない=1日分の給料が減る=(従業員にとっては)最悪の損失」という構図になります。でも、逆を言うと「1日自由な時間」の対価は「1日分の給料だけ」です。 しかし製造業では1名欠けるとラインが止まる場合やスピードを落とす必要が出てくる工程が多々あります。(数名、リカバリーできる欠員要員を配置している会社は多いと思いますが)つまり従業員ファーストの目線から成り立っている制度であり、「欠勤したことにより生産や会社全体への迷惑・損失」を考慮する事はしません。(その心配はお金持ち=経営者がする事であり、自分達が心配する事では無いと考えます) 年次有給の日数不足救済処置として利用される無給休暇ですが、筆者が驚くのは殆どの会社では、「当日の始業時前までに連絡をくれた場合」→無断欠勤ではなく無給休暇扱いにする会社や人事担当者が多いという事です。 なぜかと言うと、それ以上に無断欠勤(無連絡)者も多く、まだまだ「連絡をくれる人」の方が重宝されがちであると言う背景もあり、人事担当者も対応に苦慮しているからだと言われています。 今日も何処かで定員が揃わず苦労されている現場担当者の皆様、くじけずに頑張りましょう!
レオン領事館に板垣総領事が着任されました
マウリシオ・ウサビアガ・バリガグアナファト州の経済開発局長を表敬し、グアナファト州の経済発展、日本企業の進出状況、治安問題について意見交換を行いました。 板垣総領事 ようこそグアナファト州へ これからも日本とメキシコの益々の経済・文化教育交流が推進されることを期待しています。
ミゲル・マルケス氏に旭日中綬賞
伯耆田総領事最後の公式職務として、日本政府からマルケス氏への勲章伝達式が行われた。 先日ミゲル・マルケス・マルケス元グアナファト州知事に対し、日本とメキシコの交流促進に寄与した功績により日本政府から旭日中綬賞が授与されました。 ミゲル・マルケス氏の州知事任期中に、日本大手自動車メーカーであるマツダ、ホンダ、そしてトヨタがグアナファト州への投資を決定し、他にも200社以上の自動車産業関連日系企業が同州へ進出を図りました。 伯耆田総領事は、ミゲル・マルケス州政府時代に日本からグアナファト州への投資額は10倍に拡大し、同州に住む日本人居住者の数は20倍に増加したことを引用し、次のように元州知事の功績を称えました。 読む: 日本-グアナファトの 関係強化を図る 「ミゲル・マルケス氏は温厚で、カリスマがあり、そして非常に責任感の強い方です。グアナファト州そして日本の双方にとってマルケス氏は多大な貢献をされました。」 その功績の中でも、日本企業の投資誘致、教育・テクノロジー・スポーツなどの分野でのグアナファト・日本間の交流の促進などが挙げられました。 ミゲル・マルケス・マルケス元グアナファト州知事は受賞に際して日本政府に謝意を述べ、投資誘致に関してこれまで貢献してきた歴代の州知事へも賞賛をおくりました。
広島とメキシコの友好を象徴する壁画
広島、グアナファト、そしてメキシコはこれまで以上に絆が深まっている。マツダがサラマンカに進出して以降、経済活動、スポーツ分野、文化交流などあらゆる分野で2か国の関係が強化されてきた。 昨今の親密な友好関係の結果として、広島県は東京オリンピック競技大会に向けてパラリンピック競技を含む全26競技のメキシコ選手団の事前合宿受け入れを決定しました。 これは歴史的な出来事として、メキシコシティにあるメキシコオリンピック委員会の本部、そして日本の広島県福山市に記念壁画として残されます。 壁画にはメキシコのシンボルや、両国のオリンピックアスリートも描かれる予定で、メキシコ人兄妹アーティストのアドリ・デリ・ロシオさんとカルロス・アルベルト・ガルシア・エルナンデスさんにより作成されます。彼らはこれまでに世界中で70作以上の3Dチョークアート作品や、20作以上の壁画を手掛けてきました。 読む: 日本人ファッションデザイナーとメキシコ先住民族伝統工芸職人の協働 今回はメキシコシティのオリンピック委員会と日本の広島県福山市に壁画作品2作を描き上げます。また広島で開催される2つの祭りで3Dアートを作成します。 壁画のお披露目会はメキシコでは4月23日、日本では6月20日に予定されています。 メキシコ壁画運動 メキシコ革命(1910〜1917年)の後、庶民の90%以上は読み書きもできずに町の記録も忘れ去られていった。そこで当時の文部大臣ホセ・バスコンセロスは芸術家を招集し、壁画運動を開始した。この運動は公共の場に壁画を描くことで人々が無料で芸術に触れ、そして字が読めずとも歴史を学び記憶に残すことが目的だった。それ以降壁画はメキシコを象徴する芸術表現となった。 ミノル・アレハンドロ・グティエレス氏 記念壁画の作成は日系メキシコ人であるミノル・アレハンドロ・グティエレスさんの発案により実現し、広島グアナファト親善協会からも支援を受けている。 このプロジェクトは企業からの協賛で成り立っており、協賛企業名またはロゴマークが壁画のプレートに掲載される。またお披露目会にもご招待。 ご協賛金額は1万ペソからで、3月いっぱい募集を募っている。詳細は下記e-mailアドレスまで:minoru.gutierrez@gmail.com