トウモロコシはメキシコ人の主食で、その栄養特性から健康上に多くの利点をもたらす完全食であり、様々なメキシコ料理の主材料として用いられています。
トウモロコシはメキシコ人の主食で、その栄養特性から健康上に多くの利点をもたらす完全食であり、様々なメキシコ料理の主材料として用いられています。
メキシコでは白トウモロコシと黄色いトウモロコシの2種類が栽培されています。トルティージャなど、メキシコ料理には主に白トウモロコシが使用され、黄トウモロコシは動物の食用になります。
トウモロコシは全国的に栽培されていますが、特に生産量の多い州はシナロア州、グアナファト州、メキシコ州、ハリスコ州、ミチョアカン州、そしてチワワ州です。
春から夏にかけては白トウモロコシの生産量が増加し、秋から冬にかけて黄トウモロコシが増加します。
メキシコの地方では、白トウモロコシを自家用に栽培している家庭も一般的で、甘味から塩味料理まで幅広いメニューに消費されます。
トウモロコシはグルテンフリーの穀物です。利尿作用を促す植物繊維が多く含まれており、コレステロールを下げる効果もあり、ビタミンEとBが豊富です。
また、タンパク質、鉄分、リン、カリウム、ヨウ素及びマグネシウムなど血流を促進する成分が多く含まれており、筋肉や神経系が強化されます。さらにカルシウムも豊富です。メキシコ人にとってトウモロコシは聖なる食物なのです。