日本には、月を愛でる風習に根 ざした「月見(お月見、または十 五夜とも呼ばれる)」という伝統 行事があります。その名前は文 字通り「月を見る」ことを意味し ます。 この伝統は中国をルーツとし、 時代を経て日本へと伝わりまし た。日本では、秋の収穫への感 謝を捧げ、健康と幸福への祈り が込められた伝統行事へと変 化 し て い きまし た 。毎 年 、家 族 や友人と集まり、感謝の気持ち を共有します。 お供え物はこの行事の不可欠 な要素であり、欠かせない食べ 物の一つが「月見団子」です。こ れはお米の粉で作られた小さく 白い団子で、ピラミッド状に積 み上げて供えられます。その丸 い形状は満月を表しており、感 謝と幸運の祈りの象徴として捧 げられます。 2026年9月25日、この伝統は私 たちに日常の手を休め、空を見 上げて今あるものへの感謝を思 い起こさせてくれます
ニデック・モビリティ・メキシコが「椅 子 法」を自動化
バレリア・バラハス グアナフアト州に位置する日系企業「ニデック・モビ リティ・メキシコ」の工場において、ある技術的挑戦 が始動しました。それは、最近施行された「椅子法 (Ley Silla)」の要求事項に応えるシステムを開発 し、24時間連続稼働する生産ラインを止めることな く運用するというものです。 運用するというものです。 2025年6月17日に労働法の改正が施行され、企 業は立位で作業を行う労働者に対し、1時間あたり 10分間の着席による休憩を提供することが義務付 けられました。この休憩時間は、業務の性質に応じ て積算することも認められています。 グアナフアト州自動車クラスター(CLAUGTO)が 主催した視察の際、ニデックのゼネラルディレクター であるフアン・ホセ・ロドリゲス氏は、各エリアの生産 計画に組み込まれたこのメカニズムを公開しまし た。各エリアには休憩を取得するためのスケジュー ルが設定されており、一度に約120名を受け入れら れるキャパシティを備えています。 このシステムは、立ち作業が行われるエリア内に 配置された背もたれ付きのベンチシートで構成され ています。座席の上部の壁にはライトが設置されて おり、作業員が着席するとセンサーが感知して作動 し、規定の休憩時間が満了するとライトの色が緑色 に変化する仕組みです。 同社はその高い技術的背景から、自動化コンセ プトの構想、設備の開発、そしてオーダーメイドによ るプロジェクトの導入を自社単独で推進する能力を 備えているため、このシステムの運用においても、 すべての構成パーツの設計・製造・設置を自社内で 行いました。 「椅子法」はメキシコに進出している日系企業に とって考慮すべき重要なテーマです。法律の規定は すべて全面的に履行義務があり、労働社会保障省は 2026年の立ち入り検査を通じてその遵守状況を確 認することを計画しています。
モ ジ ュー ラ 社 、自 動 車 サ プ ライチェーンフォーラムにて自動垂直倉庫を披露
イタリア企業のモジューラ(Modula)社は「自動車サ プライチェーンフォーラム」に参加し、自動車産業向 けの保管ソリューションを出展します。作業の信頼性 向上、ピッキング時間の削減、そして限られたスペー スの最大限の活用を目指し、工場内における資材管 理の新たなアプローチを提案します。 1987年に設立されたモジューラ社は、VLM( 自動垂直倉庫システム)と呼ばれる保管装置を開 発しています。建物の天井高を最大限に活用し、 「Goods-to-Person(物品から作業者へ)」の原則 に基づいて稼働するこのシステムは、必要な資材を 作業者の元へ直接搬送するため、移動時間を大幅 に減らし、在庫管理とトレーサビリティを容易にしま す。 同社のロボットストレージシステムには、高さ 21メートルに達し最大9万キログラムまで保管可 能な「Modula Lift」や、奥行き1.6メートルと狭小ス ペース向けに設計された「Modula Slim」などがあ ります。さらに、各種基幹システムと連携して在庫 管理やパフォーマンス分析を行う専用ソフトウェア 「Modula WMS」も提供しています。 世界中で約4万台の導入実績を持ち、メキシコに も直営拠点を持つモジューラ社。今回のフォーラム への参加を通じて、省スペース化、プロセスの迅速 化、そして必要な部品を最適なタイミングで手配す ることが日々の操業に大きな差を生む自動車産業に 向け、先進テクノロジーをアピールします。
ア ル テ ファクトス・デ・ウレ 社 、自 動 車 産 業を支える中核サプライヤー
バヒオ地域における自動車産業の成長は、地元企業に新たな機会をもたらしています。その代表例 がアルテファクトス・デ・ウレ社です。同社は50年以 上の実績と高度な技術的知見、柔軟性、そして幅 広い素材・加工技術を武器に、同産業に特化した 主要サプライヤーへと成長を遂げました。 同社は「自動車サプライヤーフォーラムの公 式スポンサーを3度務めており、顧客との直接的 な接点を通じて課題を把握し、最適なソリューシ ョンを提案・伴走支援することを目指しています。 これらの取り組みは、ISO 9001:2015認証を 取得した品質マネジメントシステムに準拠した製 造プロセスと、継続的な改善を追求する企業文化 によって支えられています。 グローバル企業が同社を評価する大きな要因 は、その機動力、直接的なコミュニケーション、高 い適応力、そして顧客との密接な距離感にありま す。 「私たちはメキシコ企業ならではの柔軟性を 持ちながらも、グローバルサプライチェーンにお いて求められる遵守事項、トレーサビリティ、一貫 性、ドキュメント管理、フォローアップといった厳し い要求を深く理解しています。そして何より重要 なのは、私たちが『課題解決のためのソリューショ ンを開発する』という点です」と、アルテファクトス・ デ・ウレ のディレクターであるブルーノ・ディアス 氏は語ります。 レオン市で設立された同社は、当初の自動車 用ゴム製品の販売を中心とした事業形態から、多 様な産業プロセス向けの専門部品やソリューショ ンを自社開発できる企業へと進化を遂 ました。 現在、同社は自動車、産業一般、ラック(保管・ 輸送用ラック)などの分野と取引を行っており、加 硫ゴム、ゴム押出成形、プラスチック射出・押出成 形、エンジニアリング・プラスチックなど、多様な材 料や加工技術を活用してカスタム部品を開発する 能力を有してい す。
LRインダストリアルソリューションズ:自車産業のサプライヤーとして14年の実績
レオン発の企業である「LRインダストリア ルソリューションズ」は、自動車産業とともに歩んできました。14年にわたる歩みの 中で、国際企業との提携を通じて得たノ ウハウは、あらゆる側面において同社の 強みとなっています。 産業用安全用品の販売を手がける同社は、「自動車サプライヤーチェーンフォーラム」に出展し、作業者の安全を確保 し続けるための市場における最新のイノ ベーションを展示します。 創業者兼ディレクターのラウラ・ロドリ ゲス氏は、「お客様にとって弊社は頼れ るパートナーです。私たちはクライアント の生産性とパフォーマンス向上に貢献す るために存在して ます」と強調します。 国際企業からも、信頼できる地元の 正式なパートナーとして高い評価を得て います。 「お客様のもとへ直接足を運び、要望 に応じた最適な製品を提案するためのア ドバイスを行っています。コストと時間の 双方で削減をサポートし、生産性の向上 に貢献します。」 このレオン企業の使命は、人々を守 り、あらゆる事故を未然に防ぐことです。 「優れたサービスを通じて予防を追 求すること、そして迅速な納品によりお 客様の緊急のニーズに対応すること。こ れが当社の掲げる非常に重要なミッショ ンです。」
地域企業、自動車産業の要に
地 元の企業が「自動車サプライチェーンフォーラム」を機軸に、国内外の大手にアプローチ 地元の卓越した技術が、メキシコで発展を続ける自動車産業の躍進を支えています。自動車産業の駆動源は、大手完成車メーカーにとどまりません。1台の車両がつくられる背景には、部品や加工、各種サービス、 技術、さらには高度な専門ソリューションを手がける数多くのサプライヤーの存在があ ります。グアナフアト州では、こうしたサプラ イチェーンへ参入を図る地元企業が着実に 増えています。 ポリフォルム・レオンで開催された今年の「自動車サプライチェーンフォーラム」に は150社以上の企業が出展し、自社が誇る 高い競争力をアピールしました。 本記事では、この分野で優れた実績と 品質を誇り、すでに自動車サプライチェー ンの一角 担う注目すべき地元企業を紹 介します。 国際企業からも、信頼できる地元の 正式なパートナーとして高い評価を得て います。 レオン発の企業である「LRインダストリア ルソリューションズ」は、自動車産業ととも に歩んできました。14年にわたる歩みの 中で、国際企業との提携を通じて得たノ ウハウは、あらゆる側面において同社の 強みとなっています。 バヒオ地域における自動車産業の成長は、地元企 業に新たな機会をもたらしています。その代表例 がアルテファクトス・デ・ウレ社です。同社は50年以 上の実績と高度な技術的知見、柔軟性、そして幅 広い素材・加工技術を武器に、同産業に特化した 主要サプライヤーへと成長を遂げました。 現在、同社は自動車、産業一般、ラック(保管・ 輸送用ラック)などの分野と取引を行っており、加 硫ゴム、ゴム押出成形、プラスチック射出・押出成 形、エンジニアリング・プラスチックなど、多様な材 料や加工技術を活用してカスタム部品を開発する 能力を有しています。 1987年に設立されたモジューラ社は、VLM( 自動垂直倉庫システム)と呼ばれる保管装置を開 発しています。建物の天井高を最大限に活用し、 「Goods-to-Person(物品から作業者へ)」の原則…
マルカ・グアナファトが国際ブランドへ
バレリア・バラハス 「マルカ・グアナフアト・インテルナシオナル(Marca Guanajuato Internacional)」は、すでに州の品質認定(マルカ・グアナフアト)を取 得し、輸出事業を行っている企業を対象とした新たな拡張プログラムで す。立ち上げ式典では100社がこの新たなバッジを授与され、国際モー ドにおける本ブランドの最初の代表企業となりました。 輸出が大企業だけのものであるという固定観念を払拭するため、グアナフアト州貿易振興調整機関(COFOCE)は、「マルカ・グアナフ アト」認定企業に対してトレーニング、プロモーション、そしてビジネス マッチングによる伴走支援を行います。これにより、新規顧客の開拓、 初となる輸出の 約、あるいは他国での市場シェア拡大を目指します。 「マルカ・グアナフアト」としての最初の10年間で築かれた強固な 基盤のもと、これまでに州内46全自治体の9,130社におよぶ企業への 支援が行われてきました。
「グアナファト・スマ」とは?
グアナフアト州政府が打ち出した新 しい経済戦略プロジェクト「グアナフア ト・ス(Guanajuato SUMA)」は、経 済発展を州内のより多くの地域へ波及 させ、地元企業の強化、より付加価値の 高い産業の誘致、人材育成を進めると ともに、投資を家族のより良い雇用や 収入へと結びつけることを目指す施策 です。 リビア・デニセ・ガルシア州知事は、 合計25億5,800万ドル規模の投資とな る17件の新規プロジェクトを発表しま した。これにより、グアナフアト州内に 3,567件の新たな雇用が創出さ ます。 「グアナフアト・スマ」は、新規投資 の誘致、人材育成、地元企業の強化を 推進し、州内全域へより多くの機会をも たらします。 マルカ・グアナファトが国際ブランドへ 「マルカ・グアナフアト・インテルナシオナル(Marca Guanajuato Internacional)」は、すでに州の品質認定(マルカ・グアナフアト)を取 得し、輸出事業を行っている企業を対象とした新たな拡張プログラムで す。立ち上げ式典では100社がこの新たなバッジを授与され、国際モードにおける本ブランドの最初の代表企業となりました。 輸出が大企業だけのものであるという固定観念を払拭するため、 グアナフアト州貿易振興 整機関(COFOCE)は、「マルカ・グアナフ アト」認定企業に対してトレーニング、プロモー ョン、そしてビジネス マッチングによる伴走支援を行います。これにより、新規顧客の開拓、 初となる輸出の成約、あるいは他国での市場シェア拡大を目指します。 「マルカ・グアナフアト」としての最初の10年間で築かれた強固な 基盤のもと、これまでに州内46全自治体の9,130社におよぶ企業への 支援が行われてきました。
バ ヒオの中心で、新たな自分へ:ブリティッシュ・カレッジ、卓 越 性と最 先 端の3 3 年
これまでに、人生をゼロからやり直した経験はあるでしょうか? 慣れ親しんだ環境という鎖を断 ち切り、段ボール箱に思い出を 詰め込み、初日のような緊張感を抱えて新しい仕事に就く。あ るいは、地理さえまだ手探りの街の敷居をまたぐ。ブリティッシ ュ・カレッジでは、その気持ちを 痛いほどよく理解しています。 ここレオンが、メキシコ人家 族や外国人家族の故郷として 発展していく姿を、私たちは何 十年にもわたって見つめてきました。象徴的なセロ・ゴルドの 丘の上にある私たちの校舎は、無数の物語を見守ってきました。2026年、私たちは卓越性と文化の絆を祝う創立33周年を迎え、グローバルな視野を持つ 生徒たちを育てています。緑豊 かな敷地内では、文化の融合が生まれています。木陰で瞑想 するアジア系の子どもたちが、クラスメイトから「鬼ごっこだよ!」 と声をかけられて興奮を覚え、笑い声の響くかけっこを始める――そんな光景が広がって います。 私たちの卒業生は現在、多国籍企業のリーダー、科学者 、アー ティスト、そし て エンジ ニアとして活躍しています。数 秘術において知恵と普遍的な 愛を象徴する「マスターナンバー」である33周年を迎える今、私たちは幼稚園から高校までの すべての生徒に寄り添い、大学 という自立の扉を開くための確 かな土台を育んでいます。 常に時代を先駆ける私たち の学校では、2026年8月にACT の「グローバル・アセスメント・ サーティフィケート(GAC)」モデル を採用した初のハイ・スクール・デュアル(ダブルディプロマ)プ ログラムの第1期生がスタートします。このプログラムは批判 的思考力を育み、世界最高峰の90以上の大学への扉を開き ます。 レオンの穏やかな空の下、ブ リティッシュ・カレッジはこれから も、さまざまな文化が手を取り 合い、普遍的な愛の光に導かれ…
サン・ミゲル・デ・アジェンデのワイン、ブドウ園、そして収穫祭
バレリア・バラハス 現在、グアナファト州におけるワイン生産量は年間160万本を超え、82 のワイン醸造プロジェクトと160以上の銘柄が存在している。 サン・ミゲル・デ・アジェンデは、石畳の通りやコロ ニアル様式の建築、豊かな文化で知られています が、中心部から数キロ離れるだけで、この地域の もう一つの顔に出会うことができます。一面に広 がるブドウ畑、ワイナリー、そして極上のワイング ラス—これらはグアナフアトのこの地域を、一大 ワイン観光地へと変貌させました。 国際的な評価を受けるブドウ園やワイナリーが 存在することで、ワインテイスティングやツアー、マ リアージュ、そして収穫祭が旅行者の体験として 組み込まれ、ワインツーリズムの推進力となって います。 今年、サン・ミゲルにおける収穫祭のシーズン は、8月1日から10月18日まで開催されます。 「収穫祭(ベンディミア)」とは、本来ワインを 生産するためのブドウの収穫を意味し、ワ ナリーにとって一年で最も重要な時期の一つです。 これらの祭りの期間中は、ブドウの木々の間を 散策したり、生産工程を学んだり、伝統的な「ブド ウ踏み」に参加したりすることができます。さらに、テイスティングやマリアージュをはじめ、美味しい 料理、音楽、文化イベントとともに、特別な体験を 楽しむことができます。 サン・ミゲルのワイナリー巡り