メキシコでは毎年5月10日が母の日です。この日は母への日頃の感謝の気持ちを伝える日で、日本では毎年5月の第2日曜日に制定されています。 メキシコ人はこの日、母にプレゼントや花を贈ったり、外食をしたり、セレナータ*でお祝いすることもあります。また、幼稚園・小学校などでは母の日のイベントが開催されます。 5月10日はどのレストランも満席で、街の通りには花束が売られ、店舗では母の日ギフト専門のコーナーや値引き販売が行われます。小学校では通常母の日のイベントが行われ、子供たちが愛情を込めて歌や踊りを披露します。 日本では母の日に子ども達が早起きをし、「母の日、お母さんいつもありがとう」と感謝を伝えます。メキシコほど盛大なお祝いではないにしても、この日はカーネーションの花や、感謝の手紙などを贈る習慣があります。 メキシコでは母の日はとても重要な日で、クリスマスに次ぐ家族の祝日でもあります。「良き母親像」の概念が強い、メキシコならではの風習を象徴しています。 メキシコ人女性は若年出産する傾向があり、2016年の統計では10歳〜17歳で出産した母親が全体出産数の42.1%を占めました。 この母の日、メキシコ人は「ママ、おめでとう!」と言うのに対し、日本人は「お母さん、ありがとう!」とそれぞれお祝いの言葉を述べます。
メキシコの暑い春
メキシコでは3月初旬から6月下旬までの春の季節が最も暑い時期で、気温も地域により30度から40度まで上がります。 グアナファトの気候は暖かく乾燥しています。またこの時期は日が長いため、日中の時間をより活用することができます。 暑い季節の注意事項 のどが渇いていなくても1日2リットルは水を飲む 食べ物は冷蔵庫に保存し、早めに消費するよう心がける 露店の食べ物は暑さで傷みやすいため避ける方が良い 頻繁に手を洗う 2時間以上続けて日に当たらない 涼しい場所で休息する 暑い時間帯には屋外での運動を避ける 扇風機、又はクーラーを使用する 急な気温の変化に気を付ける 日焼け止めを使用する 服は長袖、そして帽子を着用する 熱中症とは? 暑熱環境によって生じる障害の総称。 体温の上昇、めまい、頭痛、疲労などの症状がある場合は、熱中症の可能性がある。
春の風物詩
日本文化のシンボルである桜は、生命の再生と同時に命のはかなさを象徴しています。 日本では春になると、桜の木の下で家族や友人と美しい桜の花を観賞しながら「お花見」を楽しみ、春の訪れを祝います。 桜の見頃は通常3月下旬から4月の初旬ですが、南の沖縄では2月下旬から3月初旬、北の北海道では4月下旬から5月初旬と地域により異なります。 戦国時代には、咲いてはすぐに散る桜のはなかさは武士の生き方の象徴とされ、桜の花びらは戦いで潔く散っていく武士の血に例えられてきました。 現在では桜は見て楽しむだけではなく、利尿作用があるため薬用として利用される場合もあります。
日本の芸術をメキシコで発信
高橋美幸さんはメキシコで日本の芸術文化普及に携わっており、日本の唄、和太鼓・三線(沖縄の弦楽器)の演奏、影絵パフォーマンスや日本舞踊など多様な活動を行っている。 高橋さんはマツダ工場があるサラマンカ市に在住で、そこから日本の芸術文化を発信しています。 東京では約10年間、身体表現の講師・振付家として活動し、メキシコでは何人かの日本人と共に民謡グループ「小吉楽」の一員としてバヒオ地域のイベントに多数出演するなど、活躍の場を広げています。 いつどのようにメキシコへ来墨しましたか? 日本路上演劇祭実行委員会の活動を通して、メキシコ人のアーティストたちと知り合い、お互いの演劇祭に呼んだり呼ばれたりするようになりました。その頃、70年代から80年代を通じて盛んだったメキシコの民衆演劇に興味がわき、研究しようと思い、2006年に来墨しました。 メキシコで芸術文化活動を行うようになったきっかけは? 2006年に、「バーみゆき」として活動を始めました。「いろいろな人が気楽に立ち寄れるコンセプチュアルバー」というイメージで、固定したグループというよりも、上演ごとに参加したい人が参加するプロジェクト型です。表現活動はみんなのもの、誰でもできる、という考え方に基づいています。実際、メキシコ人やアルゼンチン人、日本人の友人が参加してくれました。演劇と映像、歌や身体表現など多様な表現形態を使った作品を作って、いろいろなフェスティバルやイベントなどで上演しました。 メキシコで日本の芸術文化を広めるために、他にどんな活動を行ってきましたか? 2009年にコレヒオ・デ・メヒコの博士課程に入り、そこで日本の大衆芸術や民俗芸能についての研究をしていました。その頃から、民俗芸能の上演についての誘いや依頼を受けるようになりました。2010年頃に、私が所属する県人会「メキシコ宮城青葉会」から宮城県の虎舞の上演を提案され、県人会や「日系青年会」の若者たちと協力して踊るようになりました。去年の2月には、レオンのグアナフアト美術館でも踊りましたよ!また、2015年には、メキシコシティーのアート集団「茶飯事(ちゃめしじ)」とコラボして、チャプルテペックで影絵音楽パフォーマンスを上演、2017年にはレオンの路上フェスティバルでも影絵パフォーマンスを上演しました。音楽では、2016年から、三味線奏者ホルヘ・ロドリゲスさん主催の民謡グループ(現在は一時活動休止中)「小喜楽」の一員として活動、唄と太鼓、踊りと沖縄の三線を担当し、メキシコシティーや地方のいろいろなイベントで演奏しています。グアナフアト州では、2016年にレオンのイベロアメリカ大学で、2017年にはサラマンカの文化センターでも公演させていただきました。 2019年、芸術活動における高橋さんの抱負を聞かせてください。 文化の出会いや多様性をテーマに、ここグアナフアト州でももっとコミュニティーと連携して、活動を発展させていきたいです。虎舞や民謡の上演で日本文化を広める活動だけでなく、現代的な表現形態もコラージュしながら、さまざまな世代や多様な文化的背景を持つ人々を巻き込んで、集団創作として作品を作ってみたいと思っています。
日本人が知らないメキシコ人の生態とは…!?
BOOKレビュー『現役通訳夫婦が見たメキシコ自動車産業と今後』(Kindle版) 日々、自動車産業では労働文化の相違からメキシコ人と日本人の衝突が起きています。 著者の中塚アンヘル信也氏は「メキシコ人との仕事の進め方に悩む日本人の皆様」に少しでも役立っていただければと思い立ち、様々な企業での通訳を通じて得た実体験を元に執筆。 Amazon Japan/Kindle Storeで販売されているこの電子書籍は、通訳だからこそ見えてくる独自視点を分かり易い文書で表現しており、非常に実用的な内容となっています。(通訳の方はもう一つの著書も必見) 8章で構成されている本書は、スペイン人到来前の歴史から現代メキシコ人の一般的な特性等、観光ガイドでもある著者独自の興味深いトピックが並びます。 また、メキシコ人を知る上で外せないalbur(裏表のある言葉)、叱咤激励における文化の違い、敬称を重要視するライフスタイルについても触れています。 監修は日本メキシコのハーフ妻が手掛けており、番外編の辛辣寄稿も興味深い。最後に著者の中塚氏はインタビューで本書の狙いは「メキシコ人の良さとポテンシャルの再認識」であり、お互いに歩み寄ればより大きな可能性を秘めていると言います。 その本 a 話題の本 現役通訳夫婦が見たメキシコ自動車産業と今後(Kindle版) 費用:380円 Amazon JAPAN: https://amzn.to/2SPfWcA 著者: 中塚アンヘル信也 フリーランス日西通訳 商学科卒業 パラグアイ生まれ日系2世 メキシコ在住13年 自動車業界6年目 その他の著書: ある通訳者の黒歴史(Kindle版) 価格:580円 https://amzn.to/2SgWPTV
メキシコ−日本ネットワーキング2019
「未来に向けた両国間の結束」に貢献する目的で、第4回ネットワーキングイベントが開催された。 日本のメキシコ進出においては両国が協力していくことが不可欠であり、その一環としてメキシコ元国費留学生会が主催、 メキシコ日本大使館と連携し、2月に第4回メキシコ−日本ネットワーキング2019「未来に向けた両国間の結束」が開催されました。 イベントではビジネス、経済、ガストロノミー、ポップカルチャー、そしてメキシコにおける日本語教育の普及などのテーマについて議論が交わされました。 グアダラハラで開催されたこのイベントには若者や日墨関係促進団体などから100人以上の招待客が参加し、日本人・メキシコ人両者がそれぞれの意見や経験談を交えながら、両国の経済、政治、文化などの側面において関係を強化していくための議論が行われました。
レオン市の交通規制について学ぼう
レオンの町を車で安全に走行するために、基本的な交通ルールを知り、事故や罰則を避けよう 交通規則に関して Reglamento de TRÁNSITO MUNICIPAL DE LEON GTO 「レオン市の交通規則(日本語版)」がありますので,一般的な交通ルールや交通違反金の参考として下さい。 主な物を抜粋してお知らせいたします。 1.車両運転に関する規則 運転手は運転する車両に応じた有 効期限内の免許証【licencia o permiso】•交通カード【la tarjeta de circulación vigente del vehículo】を携帯しなければならない. 車体後部のガラス部分にナンバープ レート(PLACA)に相応するシール(calcomania)を貼らなければならない。 ナンバープレートが 付いていない場合、一時的な運転を 許可するための許可証【se requiere un permiso provisional vigente】を車体の見 える場所に貼らなければならない。 1-2 制限速度(máxima velocidad permitida)に関して 速度標識のない道路での最高速度 規定 主要道【En vías…
メキシコで活躍するバレリーナ 位下 純奈 (Junna Ige)さん
世界的バレエダンサー,ホセ・カレーニョ(キューバ生まれのバレエダンサー、アメリカンバレエシアターを経て現在モンテレイバレエ団芸術監督)からパートナー指名された日本人バレリーナ 文:大澤英子 横浜市生まれ。5歳からバレエを始め、子役として多数の牧阿佐美バレエ団、新国立バレエ団の公演に出演する。2004年ドイツに留学、卒業後にバレエ・サンノゼ(アメリカ)に入団。バレエ教室を主催し後進を育てることにも邁進。芸術監督であるホセ・カレーニョさんに請われ、メキシコ モンテレイバレエ団にプリンシパル(そのバレエ団のトップ階級、主役級ダンサー)として入団し数々の主要な役をこなしている。 彼女は、2017年にはレオンの劇場で「くるみ割り人形」クララ役で、2018年には金平糖、雪の精で、華麗に魅せてくださいました 今回私は位下 純奈さんとグアナファトにてお話を伺う機会に恵まれました!実際の純奈さんは、パワフルで美麗な演技を舞台でこなす姿からは想像できないほど華奢でいらっしゃいました。 「バレリーナ」とは「華やかな衣装を着て、軽やかに華麗に舞う」と誰もが持っているイメージでしょう。しかし実はそうした舞台の上で目に見えるのはほんの一部で、その背後には体の作りが変わってしまうほどの厳しい修練、強いメンタルの鍛錬、全生活をバレエに捧げる覚悟、生き残りをかけた戦いや思いがぶつかり合っています。また修練を積み上げた観客を魅了する身体を持ち、それを維持し続ける努力、そして容姿、運と縁すべてに恵まれないとバレリーナとして活躍するのは難しいのです。今回のインタビューを通して、純奈さんがそれらにいかに恵まれているか、また全ての物事周りの方々への感謝に溢れた美しいお心をお持ちだからこそ、麗しく舞い続けることができるのだと実感しました。 純奈さんは、幼稚園の園長先生に勧められ幼稚園の課外授業で、バレエを始め、バレエ団で子役として活躍されました。また、通っていた高校の音楽の先生の勧めで、文化庁海外研修員としてドイツ留学を果たされ、本人のご努力もさることながら素直に聞く耳を持つ純奈さんだからこそ道も開けてくるのだなと感じました。バレリーナになろうと決心したのはいつかと尋ねると、意識したことがないくらい自然に、そのレールに乗っていたと思うとのことでした。 ドイツに留学、アメリカ、メキシコでダンサーとしてのお仕事、言語は、ドイツ語、英語、スペイン語、語学の習得はさぞや大変なご努力であったろうと伺うと、バレエを始めてから先生方から海外を勧められていたこともあり、選択科目は常に英語を選択するなど、常に海外での生活を視野に入れていらしたそうです。 とはいえ、17歳でドイツにて、学校での授業•生活•食事など、日本との違いには多少戸惑われたそうです。体調、体系管理のために14時半以降の食事制限など、自己管理を心がけ、ドイツ語での授業(座学)解剖学等、またダンスの授業でも日本ではあまりなじみのない種類のモダンダンス、レパートリー、インプロビゼーションなどもご尽力、そして「それがあるからこそ今の私がある」と仰います。 メキシコで生活するお子さん方は、幼いうちから異文化、現地交流の機会を味わえる中で言語習得し、将来視野が広がるという宝を得るチャンスがありますね!と仰っていました。 純奈さんは、将来の夢についても語ってくださいました。 バレリーナは身体を酷使する職業でもあります。純奈さんご自身も何度か足の怪我に苦しまれました。身体の管理の大切さを身を以てご存知で、ピラティスマット(体幹を鍛え心身の機能を整える)のインストラクターの資格、ジャイロトニック(表層部及び深部筋肉の無理のないエクササイズでの強化とストレッチ)の資格をお持ちです。ご自身の技術を継承すべく、後進を育てるために栄養学、解剖学等とともに「正しいことを教えたい•役に立ちたい」との志を語る純奈さんはキラキラ輝いていらっしゃいました。 純奈さんが更に輝くお姿を心より応援いたします。