「ジャポニズム」は日本美術への関心を表現する言葉として、1876年に初めて使用された 17世紀まで西洋人が日本を訪れることはなく、さらに政治的理由から日本は19世紀半ばまで鎖国の政策をとり、国際的に孤立した状態が続きました。 200年に及ぶ鎖国後に西洋にもたらされた日本文化は、ヨーロッパ人にとって非常に新鮮でエキゾチックに映り、日本の装飾品が次々と西洋に輸入され始めました。このジャポニズムの流行は、日本独特の構図や色彩構成に強い衝撃を受けた西洋の芸術家たちにより広まりました。 浮世絵のように、西洋の絵画表現とは大きく異なる技法と色彩感覚、極端に誇張された構図は、彼らにとって大きな刺激となりました。 日本の装飾品一つ一つに、日本の伝統や風習、そして四季の美しさが表現されていたのです。 バン・ゴッホやクロード・モネを始めとするヨーロッパの著名な芸術家を魅了したのは、自然を繊細に、且つ情熱的に描く日本人の感性だったに違いありません。
ビジネスシーンもスタイリッシュで個性的に
日本人の職場での服装は、黒やグレー、紺など地味な色のスーツが主流で、派手な服やスポーツウェアで出勤することはまずありません。 しかしスタイリッシュな装いは、メキシコ人、そして日本人にとってもビジネスシーンで大切な要素です。 ここではTPOに応じたさまざまな種類のシャツを紹介します。
日本人との結婚生活
日本人との結婚生活を想像してみたことがありますか? 言葉の壁によるコミュニケーションの問題、文化や宗教観、金銭感覚の違い、そして教育レベル(特にキャリアのある女性の場合)などが夫婦の間に立ちはだかります。 メキシコ人、日本人夫婦の場合は、まずどの言語でコミュニケーションをとるかを決定しなければなりません。同じ国で生まれ、同じ言葉を話す夫婦でさえ、コミュニケーションの悩みはつきものです。それが日本人との国際結婚となると、さらに誤解や問題が生じます。 まず言語を詳しく見てみると、ロマンス語(スペイン語、イタリア語、フランス語、ポルトガル語)は情熱的な言語で学習にも熱が入りますが、どんな言語でもマスターするには根気が必要です。 また、習慣もメキシコと日本では全く異なります。例えばラーメンをすする音はメキシコ人には不快に思われますが、日本では美味しく食べていることを表現します。また、メキシコ人は口癖のように「アオリータ(今すぐするよ)」と言いますが、すぐに行動に移さないので日本人は理解に苦しみます。 宗教:子供たちに伝える宗教観について夫婦で事前に決定する必要がある。先延ばしにすると将来的に問題が生じる可能性がある。 家計管理:日本では夫が稼いだお金を妻が管理するのが主流。家計簿に収入や出費を記録し、貯金や旅行の計画、家の購入、そして夫の月々の小遣いまで妻が決める家庭もある。しかし日本人男性が外国人女性と結婚する場合には、女性が金銭目的で結婚することも少なくなく、結婚して間もなくお金を持ち逃げしたり、銀行口座を空っぽにして離婚するなどの問題も起きている。国際結婚の際には金銭管理についての話し合いも必要である。 教育レベル:メキシコでキャリアがある女性でも、日本に住むことになると「専業主婦」になる確率が濃厚である。仕事をしていない女性は肩書もなく、「〜さんの奥さん」と認識されることになる。大学卒業の資格が無ければ、さらに仕事探しの幅も狭まる。日本で就職するには日本語検定試験2級レベルの日本語能力が必要である。 メキシコに住んでいればキャリアを形成していくことができますが、日本ではそう簡単にはいきません。最初に直面するのは言葉の壁で、他にも上記に示したようないくつかの問題があります。そして、日本人との調和を保つためには規則や習慣に従わなければならないのは言うまでもありません。しかしながら、困難ではあるものの日本で生活することは素晴らしい体験であり、自分自身の成長につながるでしょう。 日本での国際結婚生活を体験したいと思いますか?
青柳卓雄氏により発明された パルスオキシメーター
新型コロナウイルス感染症が拡大する中、青柳氏が開発したパルスオキシメーターが多くの人々の命を救ってきた。 パルスオキシメーターは、動脈血中の酸素飽和度を採血なしで連続的に測定できる小さな装置で、新型コロナ感染には欠かせない機器です。 青柳氏は1970年代に、心臓の拍動を利用することで動脈血の酸素飽和度を測定できることを発見しました。 今日普及されているオキシメーターは全て、この青柳氏の発明をもとに開発されたものです。 2007年、世界保健機関(WHO)は安全性を改善するために手術時にはパルスオキシメーターを使用することを義務付けました。 青柳氏は2015年に、米国電気電子学会(IEEE)が医療分野の技術革新に送る賞を日本人で初めて受賞しました。 IEEEは人類社会の有益な技術革新に貢献する世界最大の専門家組織で、毎年医学、生物学、衛生技術などの分野で賞を主催し、授与する活動を行っています。 また青柳氏は2013年に米国麻酔技術会議でも表彰され、この時東京都中野区にある日本光電工業株式会社の青柳研究室長でした。 在メキシコ日本領事も青柳氏の研究について、「人類のためになる技術の発展に大きく貢献された。特に現況のコロナ禍において、青柳氏の発明した装置は感染者の重症化をいち早く察知し、多くの人々の命を救うことにつながりました。」と感謝の意を表しました。 世界中の医師が青柳氏の功績をたたえており、自覚症状に乏しい低酸素血症を早期に察知するパルスオキシメーターは、コロナウイルス感染の治療に不可欠です。 2020年4月に84歳で青柳氏は永眠しました。くしくも世界中の人々がコロナ禍で青柳氏の偉業を認識し始めたときのことでした。
グアナファト州 では46自治体で 首長選挙を実施
来る6月6日にメキシコで選挙が実施される。国会議員、地方自治体の首長選挙、そしていくつかの州では知事選挙も同時に行われる。グアナファトでは18歳以上の有権者が、州内46市町村の首長選挙に投票する。 午前8時からメキシコ国内の投票所で一斉に投票が開始される。今回の選挙では8月9月生まれの選挙人でくじで選任された投票立会人が、公正に投票が行われるよう立ち会う役割を果たす。投票時間は午後6時まで。 投票方式 INEを有する成人が、現住所近辺の投票所に赴き投票箱に票を入れる。投票所の管理者が運営・開票を行う。 禁酒法 投票日には飲酒に伴う事故を防ぐため、アルコールの販売が禁止されている。 INEとは? 国家選挙機関の略で、国政選挙の運営並びに州選挙機関の監督を行う。有権者へ身分証明書を発行する。 IEEGとは? グアナファト州選挙機関 の略で、州選
すでに青信号になっているメキシコの州を知る すでに青信号になっている州
Por Kokó México メキシコでは8州が4月末まですでに青信号になっています。 これは、コロナウイルス感染率が低く、社会的活動が再開が許可されている州です。 今回発表された8州は以下の州になります。 コアウィラ州、チアパス州、ナジャリ州、タマウリパス州、ベラクルス州、オアハカ州、ヌエボレオン州、カンペチェ州は、義務教育(初等中等教育レベル)の教師へのコロナワクチン接種がすでに完了しており、対面の授業を再開させる準備を進めています。 信号の青色は、赤、オレンジ、黄色に区別されそれぞれの信号の色ごとに制限された活動や場所が再開できます。しかし感染対策や予防をこれからも続けていかなければ意味がありません。 青は、メキシコ保健省によって全ての経済活動が許可されることを意味しています。 しかし感染のレベルは減少するかもしれませんが、COVID19ウイルスを根絶させることはできません。、ワクチンに関しても世界的に完全に合意された解決策というものははまだありません。 青色では、感染のリスクがありますが、感染の可能性は低くなりまます。感染予防対策を怠らずに 私たちが直面するニューノーマルな世界への挑戦は続きます。 ハリスコ州は信号機が青色でしたが、最近では中程度の感染リスクがある黄色に変更になりました。 黄色になった19州は以下の通りです。 グアナファト州、アグアスカリエンテス州、ケレタロ州、ハリスコ州、ミチョアカン州、バハカリフォルニア州、ソノラ州、シナロア州、ドゥランゴ州、サカテカス州、サンルイスポトシ州、イダルゴ州、プエブラ州、モレロス州、トラスカラ州、コリマ州、ゲレロ州、タバスコ州、キンタナロー州。 黄色は、感染のリスクが中程度であることを意味しますが、注意が必要です。 オレンジ色のメキシコの州は次のとおりです。 バハカリフォルニアスル州、チワワ州、メキシコシティ、メキシコ州、ユカタン州。 オレンジ色は、伝染のリスクが高いことを意味します。
注射器の薬局販売に 日本人が驚嘆
「注射器を薬局で購入し、隣人や友人に注射してもらう」というメキシコでは日常的に行われている行為は、日本人にとっては驚くべきことで、危険すら感じるでしょう。 日本では、厚生労働省に認定されている医療機関でなければ自由に注射器を購入することはできません。また、医師や看護師など医療従事者以外の人が第三者に注射することもまずありません。 コロナ禍の現状では、メキシコに住む日本人も投薬のために注射器を購入せざるをえませんが、医師又は看護師のもとを訪ねて注射をしてもらいます。 「一般の人に注射を頼むのは怖いですし、リスクが高いです。」とココ・メキシコの読者は語ってくれました。 薬局で注射器を購入すること自体が日本ではできないユニークな経験だそうです。 「日本ではあり得ないことですね。」と、メキシコ在住3年の佐久間ミレイさんは言います。 日本では注射の扱いもメキシコよりずっと厳しいそうです。 現在バヒオ地域に住む日本人の多くは、新型コロナワクチンをメキシコで接種することに懐疑的です。現段階では日本政府からの指示を待つそうです。
古川領事が離任、 メキシコを発つ
ついに3年間の在レオン日本国総領事館での勤務を振り返る時が来ました。 この1年の新型コロナウイルス感染症の拡大はメキシコのみならず世界中の人々の生活を一変させ、私たちの生きる価値観を根底から覆そうとしています。この出来事があまりにも強烈すぎ て、それ以前の出来事は遙か遠くのことのように思えます。それでも、2018年2月に在レオン総に着任してから、バヒオのいくつかの州知事が交代したり、日本から沢山の要人が訪問したり、中南米で初めて日本商工会のミッションの受け入れを行ったり、新しい日本人学校や補習校が開校したりと、忙しくも充実した仕事をさせて頂きました。一方で突如街からガソリンが消えたり、治安情勢がなかなか安定せず、当館からの領事メールの発出頻度は増加の一途をたどる等、心苦しいことも沢山ありました。それでも当地への日本企業の進出は進み、数々の開所式や記念式典、文化イベントに参加させて頂いたことは、忘れられない思い出です。 この3年間を通じて、日本人の皆さまとの絆を改めて感じたこともまた触れざるを得ない点です。当館管轄地域には、約660社の日本企業と約6000人の在留邦人の方がおり、もちろん直接お会いしたりお話したりする方は一握りの方でありましたが、皆さまとの意見交換や情報提供を通して、総領事館の存在はまさにこの大きな日本人コミュニティの皆さまに支えられていると言っても過言ではないと感じています。私たちは、邦人援護、日本企業支援をその主要な任務としているわけですが、反対に当地の日本企業の皆さま、在留邦人の皆さまからご協力やご支援を頂くことが多々ありました、心より感謝の気持ちで一杯です。最後の最後に、共に働き、いつも明るく前向きに我々日本人コミュニティのために尽力頂いたベティ・ヤマモト氏の逝去は心が締め付けられる思いでした。 メキシコでの生活は、最高の気候とホスピタリティ溢れる人々に囲まれて、家族ともども充実した日々でした。18年ぶりのスペイン語圏、かつメキシコ独特の言い回しには最初は困惑しましたが、当地のメキシコ人の決して早口でないスペイン語、優しく何度でも繰り返してくれる人々の優しさに助けられて、今では自然に「アオリータ」や「ケ、パドレ」が口から出るようになりました。そうは言っても2歳半から3年間現地の学校に通った息子には既にスペイン語レベルは追い越されていますが・・・。最後までメキシコ人の運転マナーには慣れませんでしたが、アラチェラやタコス、そしてオレンジジュースの美味しさと、世界一美味しいコーラの味でそれも忘れることができるでしょう。 ココメヒコには、いつも総領事館の行事をフォローしてくれて感謝します。これからもバヒオの日本人コミュニティの情報源として更なる発展をお祈りします。 この記事が掲載されるころには、私はエルサルバドルのサーフィンビーチで美味しいコーヒーを飲んでいるかもしれません。この度、在エルサルバドル日本大使館に異動となりました。是非、メキシコから遊びにきてください。 コロナ禍はメキシコでも世界でもまだ終りが見えず厳しい日々が続きますが、皆さまのご健康をお祈りします。 さよならレオン、さよならグアナファト、さよならメキシコ、そしてありがとう。 2021年2月吉日 在レオン日本国総領事館 前・首席領事 古川佳世子
グアナファト州知事からベティ・ヤマモトさんへの哀悼の言葉
「親愛なる友人、ベティ・ヤマモトさんの悲報に接し、悲しみにたえません。これまでベティさんと共に時間を過ごせたことを誇りに思います。」 「ベティさんを知っている誰もが彼女の魅力に惹かれ、そのカリスマ性や人間性は職場、家庭、そして個人的な付き合いの中でも際立っていました。」 「ベティさんが兼ねてから尽力してきた国際友好関係の促進に関しては、彼女の遺志を受け継ぐべく今後我々が継承していきます。それがベティさんへの追悼となり、新たな方向へとプロジェクトが繋がっていくでしょう。そしてベティさんの思いは永遠に我々と共に生き続けるでしょう。」 「ベティさんがグアナファトと広島、そしてグアナファトの日系コミュニティーとのきずなを深めるために貢献してきたその特別な功績は、皆さんもよく知るところです。ベティさんは友好関係発展のために不可欠な存在だったのです。」 ディエゴ・シヌエ・ロドリゲス グアナファト州知事