第2回:敬称

日本人とメキシコ人の異なる“重み”

筆書「現役通訳夫婦が見たメキシコ自動車産業と今後」では多くの共感・納得の声を頂いていますが、本シリーズは著書に書き切れなかったこぼれ話&メキシコ人向けの内容でお届けしていきます。

第2回目は「敬称」、筆書の第6章ではメキシコにおけるLicenciado/Ingeniero等の敬称について説明しましたが、日本では「部長、課長、係長」と名前+役職で呼ぶ、もしくは単純に役職だけで呼ぶことが一般的です。

相手を敬うと言う意味では同じですが、異なるのはその目的。日本では「社内外階級をはっきりさせる」内弁慶的な機能性を持ち、メキシコでは「場面に応じて敬意を表する」事であり、部下に対しても大勢の前では敬称付けで呼ぶ事があります。メキシコ人は日本人の上司には社内で「さん」付けではなく役職付け、そして日本人はメキシコ人の部下にもLicenciado/Ingenieroの敬称付けを時折織り交ぜると円満になるかも?


その本 a 話題の本

著者:

中塚アンヘル信也

現役通訳夫婦が見たメキシコ自動車産業と今後(Kindle版)

ある通訳者の黒歴史(Kindle版)

モバイルバージョンを終了