ラ・サジェ大学バヒオ校、セルバンティーノ国際芸術祭との連携を強化

執筆:バルバラ・サピアイン、キツィア・トレス

ラ・サジェ大学バヒオ校は10年以上にわたり、 セルバンティーノ国際芸術祭(FIC)と継続的かつ 緊密な関係を築いており、近年では「シルクイト・セ ルバンティーノ(巡回公演)」を通じてその協働関係 をさらに強固なものにしています。毎年、一般公開 される公演を招致することで、ラ・サジェのコミュニ ティや地域社会を国内外の多様な芸術シーンへと いざない、大学生活の一部である文化的な体験を 豊かなものにしています。そして今年は初めてFIC の公式ビジュアルアート・プログラムの一環として、 学内にある「マイ大学博物館(MiM)」での展覧会を 通じて同フェスティバルに参加します。

この関係を通じて、同大学は国内外の劇団や アーティストを受け入れ、多様な芸術表現と出会 う場を創出してきました。これらの体験は、芸術と 文化を、感受性や批判的思考、周囲の環境に対す るより深い理解を育むための手段として位置づけ る、同大学の「全人的教育モデル」の一部となって います。

今年は、アリステオ・モラ演出、マリア・セシリア・ グエルフィ脚本によるラ・コンパニア・オプシオナル の舞台『海岸への行き方はたくさんある(Existen muchas formas de llegar a la costa)』が、10月5 日(月)18時から大学の大講堂で上演されます。こ の作品は、ナヤリット州の沿岸部におけるマスツー リズムの影響を探り、開発や土地、そして多様な居 住のあり方について問いかけます。

さらに本学は、イシス・ジェペス氏のキュレーシ ョンのもと、78名のビジュアルクリエイターの作品 を集めたグループ展「トランシトス:溢れ出す大地 (Tránsitos. Una tierra que desborda)」をFICの プログラムに組み込みます。これにより、ラ・サジェ 大学バヒオ校の美術コレクションと地元のアートコ ミュニティとの間に対話を生み出すことを目指して います。展示には、かつてレオンやグアナフアトの 地を行き交ったことのあるクリエイターたちによる造形芸術、グラフィックアート、インスタレーション、 デジタルアート、サウンドスケープが含まれます。「 トランシトス:溢れ出す大地」は、土地を固定され た空間としてではなく、私たちが一時的に居住す る、生きていて、脆く、絶えず変化し続ける環境として巡ることを提案しています。

この「トランジット(移行・往来)」という概念は、展覧会をひとつの「対話」として捉えるという、MiM の活動を根底で支える理念と結びついています。 それは、アーティスト同士、あるいはアーティストと 観客との間の対話であり、博物館が問いを立て、 考察するための架け橋として機能し、ラ・サジェの 哲学が総合的に目指す全人的教育を、芸術表現の 側面からサポートする対話なのです。

展覧会「トランシトス:溢れ出す大地」は、ラ・サ ジェ大学博物館のフレクシ(Flexi)室およびサンタ ンデール(Santander)室にて、2026年8月28日か ら11月27日まで開催されます。

この初参加により、ラ・サジェ大学バヒオ校は自 校の博物館から初めて、10年以上にわたりフェス ティバルと続けてきた対話に向けた新たな扉を開 き、大学コミュニティと社会の質の高い教育と全人 的形成に対するコミットメントを改めて表明してい ます。

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